当院の先進医療技術~歯周形成外科編~
根面被覆(根の露出に対する治療)
根面被覆とは歯肉がやせて退縮してしまい、根の一部が露出してしまった場合に、その部分に歯肉を移植して歯ぐきを元通りの位置に戻す治療のことを言います。
根の露出と知覚過敏を主訴に来院されました。
歯肉を移植することで、主訴を全て改善することにしました。
マイクロスコープ下で、繊細な技術を用いて、切開します。
この術式は、トンネルテクニックと呼ばれます。
肉眼では行えない高度な技術です。
上顎から歯肉を採取します。
マイクロスコープを用いて採取するので、
十分な大きさ、厚みの歯肉を採得できます。
ご自分の歯肉の中に、採取した歯肉を挿入します。
マイクロスコープを用いることで低侵襲な手術となり、
術後の出血、痛みなどなどはほとんどありません。
術後1か月の写真。
露出していた根面はしっかり歯肉で覆われ、
知覚過敏も消失しました。
歯肉増大術
歯肉増大術とは、文字通り、歯肉の厚みを増やす術式のことを指します。
下顎前歯部の歯肉が痩せていくことを心配されて来院されました。
既に被せ物が入っていました。
歯肉が痩せないように、毎日1時間以上かけて注意深くブラッシングしていて、
疲れてきたとのことでした。
マイクロスコープ下で、繊細な技術を用いて、切開します。
この術式は、トンネルテクニックと呼ばれます。
肉眼では行えない高度な技術です。
上顎から歯肉を採取します。
マイクロスコープを用いて採取するので、
十分な大きさ、厚みの歯肉を採得できます。
ご自分の歯肉の中に、採取した歯肉を挿入します。
マイクロスコープを用いることで低侵襲な手術となり、
術後の出血、痛みなどなどはほとんどありません。
術後3か月の写真。
歯肉の厚みが確保され、抵抗力が増し、
今後歯肉が痩せてしまうことを防止することができました。