2026/05/02【インプラント違和感の原因は歯ぐき?】角化歯肉不足に対するFGG(遊離歯肉移植)症例|清掃性改善と長期安定
- インプラント以外の方法
インプラントは入れて終わりではありません。
長期的に安定させるためには、歯ぐきの質(角化歯肉)が非常に重要です。
今回は、他院で埋入されたインプラントに違和感を感じて来院された患者様に対し、FGG(遊離歯肉移植)を行い、清掃性と予後を改善した症例をご紹介します。
■ 主訴
■ 診断
角化歯肉の不足による清掃困難
この状態を放置すると、
- プラークの蓄積
- 慢性的な炎症
- インプラント周囲炎
へ進行するリスクが高くなります。
■ 治療方針
清掃しやすい環境を整えるため、FGG(遊離歯肉移植)を選択しました。
■ 治療内容
■ 治療経過
■ この治療のポイント
角化歯肉は見た目ではなく、機能の問題です。
不足すると、
- ブラッシング時の痛み
- 清掃不良
- 炎症の持続
結果として、インプラント周囲炎のリスクが上昇します。
FGGにより、清掃しやすい歯肉環境を外科的に再建することが可能です。
■ 治療期間・回数
- 治療期間:約1〜2ヶ月
- 通院回数:3〜5回程度
■ 費用
FGG(遊離歯肉移植):約10〜20万円
※症例・範囲・自院症例or他院症例により変動します
■ リスク・副作用
- 術後疼痛(特に口蓋採取部)
- 出血・腫脹
- 感染
- 移植片の壊死
- 色調の違い(審美的問題)
■ まとめ
インプラントの長期安定には、骨だけでなく歯肉の質が重要です。
違和感や磨きにくさを放置すると、インプラント周囲炎 → インプラント喪失
につながる可能性があります。
今回のように、問題が起こる前に環境を整えることが最も重要です。