2026/07/31前歯2本の抜歯即時インプラント|天然歯は動く、インプラントは動かないことが分かる8か月経過症例
- 症例集
前歯2本を失い、お悩みだった患者様
56歳男性の患者様です。
前歯2本の歯根が破折し、保存が困難な状態で来院されました。
前歯は見た目への影響が大きく、「できるだけ早く見た目を回復したい」というご希望がありました。
診査・診断の結果、右上1番・2番の抜歯即時インプラントを計画しました。
術前の状態
歯根破折により保存が困難となっていたため、抜歯が必要と判断しました。
前歯部では抜歯後に骨や歯肉が吸収しやすく、見た目に影響が出やすい部位です。
そのため、抜歯と同時にインプラントを埋入することで、硬組織・軟組織をできるだけ維持する治療を選択しました。
抜歯即時インプラントを選択した理由
通常は抜歯後、数か月待ってからインプラントを埋入することもあります。
しかし今回は、
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良好な初期固定が得られると判断できたこと
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治療期間を短縮したいという患者様の希望
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前歯部の骨や歯肉のボリュームをできるだけ維持したいこと
から、抜歯当日にインプラントを埋入しました。
また、インプラントと抜歯窩の隙間には骨補填材を填入し、骨や歯肉の形態維持を図りました。
前歯のインプラント治療では、骨の不足が大きい場合には骨造成(GBR)が必要になることもあります。
一方、本症例では大掛かりな骨造成(GBR)は必要なく、骨補填材のみで良好な組織保存が可能と判断しました。
さらに、歯肉の厚みと長期的な審美性を高める目的で結合組織移植(CTG)も併用しています。
仮歯で歯肉を育てながら治療
オペ後は仮歯を装着し、歯肉の治癒に合わせて形態を調整しました。
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45日後にあたしく仮歯を製作し、約3か月後に最終的なジルコニアクラウンを装着し、自然な前歯を再現することができました。![]()
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8か月後に分かった「天然歯とインプラントの違い」
この症例で特に興味深かったのは、術後8か月の経過です。
インプラントは骨と直接結合するため動きません。
一方で、隣接する天然歯には歯根膜が存在するため、生涯を通じてわずかな移動(挺出や傾斜)が起こります。
今回も、左上1番・2番の天然歯がわずかに挺出した一方、インプラントは全く位置が変化しませんでした。
これはインプラント治療ではよく知られている現象であり、長期的なメインテナンスや咬み合わせの管理が重要であることを示す分かりやすい症例となりました。
患者様の声
治療は痛みもほとんど無く短時間に完了し、当日より仮歯も装着できたことも大変助かりました。
院長先生の高い技術力と丁寧なご説明、技工士さん、受付のスタッフさんのご対応に全てに大変満足しております。
今後ともよろしくお願いします。
このようなお言葉をいただき、大変嬉しく思います。
このような方におすすめです
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前歯が折れてしまった
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前歯を抜歯しなければならないと言われた
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できるだけ治療期間を短くしたい
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仮歯のない期間を避けたい
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前歯の見た目を重視したい
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骨造成が必要と言われて悩んでいる
症例情報
年齢・性別:56歳・男性
主訴:前歯2本の歯根破折
診断:右上1番・2番歯根破折
治療内容:
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抜歯即時インプラント(2本)
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骨補填材填入
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結合組織移植(CTG)
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即時仮歯
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インプラント上部構造装着
治療期間:約3か月(術後8か月経過観察)
治療費:約110万円(2本分 税込・症例により異なります)
リスク・副作用:
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腫脹
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疼痛
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出血
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感染
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インプラント脱落
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骨補填材露出
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歯肉退縮
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仮歯の破損
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天然歯の経年的な挺出・移動
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定期メインテナンスが必要
① 前歯1本の抜歯即時インプラント症例
前歯1本の抜歯即時インプラントをご検討中の方は、こちらの症例もご覧ください。
② 前歯インプラントでCTGを行った症例
歯肉移植(CTG)を併用した前歯インプラント症例はこちら
③ 前歯インプラントで骨造成(GBR)が必要だった症例
骨の量が不足し、GBR(骨造成)が必要だった症例はこちら
④ 前歯インプラントの症例一覧ページ
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