阪急梅田から20分 牧落駅・東口すぐ
駐車場12台完備

箕面市の寺嶋歯科医院 Tel.072-721-2562

受付時間 09:30~13:30 / 14:30~18:15
休診日日曜、祝日

News information お知らせ

お知らせ お知らせ

2026/07/05上下オールオン4で笑顔を取り戻した症例 56歳女性

「もう自分の歯は残せないと言われた...」

「何度も治療を繰り返してきたけれど、そのたびに歯が抜けてしまう...」

このような悩みを抱えて来院される患者様は少なくありません。

今回は、56歳女性に対して上下オールオン4(All-on-4)を行い、固定式のジルコニアブリッジで機能と審美性を回復した症例をご紹介します。


初診時

初診時、上顎はすでにすべての歯を失った無歯顎で、総義歯を使用されていました。

スライド1.PNGスライド2.PNG

一方、下顎には歯が残っていましたが、重度歯周病により骨吸収が著しく、長期的に残せる歯はありませんでした。スライド3.PNG

虫歯を治療し、歯周病の治療を受け、それでも少しずつ歯を失い、気が付けば上顎は総義歯になり、下顎も抜歯を避けられない状態でした。

診療していて、このような患者様は決して少なくありません。


「歯を残すこと」が最善とは限りません

歯科医師として、天然歯を残したいという気持ちは常にあります。

しかし、保存が難しい歯を無理に残すことで、痛みや腫れを繰り返し、結果的に患者様の負担が大きくなってしまうこともあります。

今回は、患者様のこれから先の人生を考え、上下オールオン4をご提案しました。


デジタルシミュレーション

スライド5.PNGスライド6.PNG

CTデータと口腔内スキャンを組み合わせ、完成後の歯並びや口元をデジタル上でシミュレーションしました。

インプラントは骨だけを見て埋入するのではなく、最終的な歯の位置から逆算して設計します。


サージカルガイドと仮歯

スライド7.PNG

シミュレーションデータをもとにサージカルガイドと仮歯を製作しました。

計画通りの位置へインプラントを埋入するために欠かせない工程です。


上下オールオン4手術

スライド8.PNG

上下それぞれ4本、合計8本のインプラントを埋入しました。

可能な限り低侵襲に手術を行い、患者様の身体への負担軽減を心掛けています。


手術当日

スライド9.PNG

手術当日に固定式の仮歯を装着しました。

歯がない期間を作らず、その日から会話や食事を楽しめることが、オールオン4の大きなメリットです。


IPGによるデジタル印象

スライド10.PNG

インプラントと骨がしっかり結合した後、IPG(Intraoral Photogeometry)を用いて高精度なデジタル印象採得を行いました。

より適合性の高い最終補綴物の製作につながります。


ジルコニアブリッジ製作

スライド11.PNG

プロトタイプで咬み合わせや見た目を十分に確認し、最終的にジルコニアブリッジを製作しました。

ジルコニアは天然歯に近い美しさと高い耐久性を兼ね備えた素材です。


治療終了

スライド12.PNG

オペ後3か月で、上下とも固定式ジルコニアブリッジを装着しました。

口元の印象が大きく改善し、しっかり噛める機能も回復しました。


スライド13.PNG

治療前後を比較すると、口元の印象は大きく変化しています。

見た目だけではなく、食事や会話など日常生活そのものが改善されました。


術後1か月

スライド14.PNG

術後1か月の経過です。

歯肉の治癒も順調で、インプラント・補綴物ともに良好な状態を維持しています。

今後は定期的なメインテナンスを継続し、長期的な安定を目指します。


歯を失っても、人生まで諦める必要はありません

「歯がボロボロだから仕方ない。」

「総入れ歯しか方法はない。」

そのように思って来院される患者様は少なくありません。

しかし現在では、オールオン4という治療によって、固定式の歯でしっかり噛める生活を取り戻せる可能性があります。

もちろん、すべての患者様に適応できる治療ではありません。

だからこそ、まずは現在のお口の状態を正確に診断し、その方にとって最適な治療法をご提案することが大切だと考えています。

もし同じようなお悩みをお持ちでしたら、お気軽にご相談ください。


治療期間

約3か月

治療費

約560万円(税込・上下同時治療割引適用・症例当時)


リスク・副作用

  • 疼痛

  • 腫脹

  • 出血

  • 感染

  • 創部治癒不全

  • インプラント初期固定不足

  • インプラント脱落

  • 神経損傷

  • 上顎洞炎

  • 仮歯の破損・脱離

  • ジルコニア補綴物の破損・欠け

  • スクリューの緩み・破折

  • 咬合不調和

  • インプラント周囲炎

  • 清掃不良による炎症

  • 定期的なメインテナンスが必要


© Terashima Dental Clinic