2026/08/30前歯4本を2本のインプラントで治療|歯がない期間をつくらない抜歯即時インプラント
- 症例集
今回は、前歯のブリッジが外れ、支えていた歯が歯根破折していた40代男性の症例です。
保存が難しい歯を抜歯し、同時に2本のインプラントを埋入。2本のインプラントで前歯4本を支えるインプラントブリッジで治療しました。
さらに手術当日に固定式の仮歯を装着したため、前歯がない期間をつくらずに治療できたことが、この症例の大きなポイントです。
前歯のブリッジが外れて来院されました。
CTなどで詳しく確認すると、ブリッジを支えていた歯に歯根破折を認め、保存は困難な状態でした。
そこで、保存できない歯を抜歯し、インプラントに置き換えることにしました。
抜歯したその日にインプラントと仮歯まで
今回は、抜歯と同時に2本のインプラントを埋入する抜歯即時埋入を行いました。
さらにインプラントがしっかり固定できたため、その日のうちに固定式の仮歯を装着する「即時修復」を行っています。
前歯のインプラントでは、治療中の見た目も重要です。
即時修復ができない場合には、インプラントが安定するまで部分入れ歯などで過ごすことがあります。
今回は、手術当日から固定式の前歯で過ごしていただくことができました。
見た目はシンプル。でも細かな工夫をしています
今回の治療では、ソケットシールドテクニックなど、抜歯後の骨や歯ぐきの形をできるだけ維持するための方法も取り入れています。
患者様から見れば、
「悪くなった前歯を抜いて、その日にインプラントと仮歯を入れた」
というシンプルな治療です。
しかし、そのシンプルな経過を実現するために、実際にはさまざまな工夫をしています。
難しい治療を患者様にはできるだけ難しく感じさせないことも、経験を積んだ術者の役割だと考えています。
手術当日の状態
2本のインプラントを埋入し、4本分の固定式の仮歯を装着しました。
前歯がない状態で帰宅していただくことはありませんでした。
仮歯には見た目を回復するだけでなく、治癒していく歯ぐきの形を整える役割もあります。
術後7日から40日
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手術後の歯ぐきも順調に治癒しました。
治癒期間中も固定式の仮歯が入っているため、見た目を大きく変えることなく日常生活を送っていただけます。
約3か月で最終的な前歯へ
手術から約3か月後、最終的なインプラントブリッジを装着しました。
今回は2本のインプラントで4本の前歯を支える設計としています。
治療開始から最終的な歯が入るまで、患者様が「前歯がない状態」で過ごす期間はありませんでした。
「初めてのインプラントでしたが、安心して受けることができました」
治療後には、
「初めてのインプラントでしたが、とてもよかったです。安心して受けることができました。」
とのコメントをいただきました。
前歯のインプラント治療では、最終的な仕上がりだけでなく、治療中もできるだけ普段通りに過ごしていただくことを大切にしています。
治療期間
約3か月
※骨の状態やインプラントの固定状態などによって治療期間は異なります。また、すべての症例で抜歯即時埋入・即時修復ができるわけではありません。
治療費
総治療費:約140万円(税込・院長担当価格)
インプラント2本、抜歯即時埋入、即時修復、4本のインプラントブリッジ、最終補綴などを含みます。
当院では担当する歯科医師によってインプラント治療費が異なり、院長以外の歯科医師が担当する場合は、より費用を抑えた料金設定としています。
リスク・副作用
疼痛、腫脹、出血、内出血、感染、インプラント脱落、骨吸収、歯肉退縮、ソケットシールド部の感染・露出、インプラント周囲炎