患者様の声

診療時間 09:30~13:30 14:30~18:15

お問い合わせ

電話マーク 072-721-2562

インプラントのリスクとは?

手術を行う以上、少なからずリスクを伴います。
しかし、ドクター側の術前診断と技術、そして患者様の生活習慣によってそれらのリスクを大きく下げることができます。

解剖学的リスクと対処法

下顎のインプラント

下顎の奥歯には、下顎管と呼ばれる神経が通っているため、その神経を損傷するリスクがあります。

術前にCTを撮影し、神経との距離を測定し、適切なインプラントの長さを選択し、ドクターの技術に問題が無ければ、ほぼ0にすることができるリスクと言えます。

上顎のインプラント

上顎の奥歯には上顎洞と呼ばれる空洞があり、その上顎洞にインプラントが迷入してしまったり、手術により上顎洞炎が起きるリスクがあります。
ただし、正しく診断し、適切な手術を行えば、限りなく減らせるリスクと言えます。

大切なのは術者の技術

治療計画がしっかりなされていても、ドクターに知識があったとしても、やはり大切なのは経験と技術です。
インプラントは今では多くの歯科医院で行っていますが、技術や経験や設備は様々です。

寺嶋歯科医院では、日本口腔インプラント学会専門医&日本歯周病学会専門医の院長を主体に、クリニック全体で年間500件以上の口腔外科手術を行っており、技術と経験が日々蓄積されております。

インプラントは手術を行いますので、技術と経験があり、信頼ができると思った歯科医師から治療を受けることをお勧め致します。

インプラントの脱落のリスク

インプラントは単にネジと骨が機械的に嵌合しているのではなく、骨と生物学的に結合します。(これをオッセオインテグレーションと呼びます。)

ごくまれにこのオッセオインテグレーションが成立しない場合があります。
その場合、上部構造を入れる前に、埋め込んだインプラントが脱落することがあります。
当院では200本に1本程度の頻度です。
原因は様々ですが、生着前に大きな力がインプラントにかかったり、細菌感染などが挙げられます。
この場合でも諦める必要はなく、再手術で対応します。

当院では、埋入手術より3年間の脱落や破損などは無償で再治療を行っておりますのでご安心下さい。またガイドデント10年保証に加入された場合は10年間保証されます。

インプラントの破損のリスク

インプラントは天然の歯と同様に過剰な力が加わると破損する可能性があります。

インプラント破損のイメージ

寝ているときにおきる歯ぎしりは、起きているときの5倍程度の力がかかると言われています。そのために、インプラントや支えている顎の骨に負担がかかり、被せものやインプラントが破損する場合があります。また、インプラントの破損がなくても、周囲の骨が吸収してしまうこともあります。歯ぎしりや食いしばりがひどい場合は、ナイトガード(夜間に装着するマウスピース)を使用する方が良い場合があります。

インプラント周囲炎のリスク

インプラントはチタン合金なので、むし歯にはなりませんが、天然の歯と同じく、歯周病にはなります。

インプラントの周囲円のイメージ

インプラントが歯周病になると、天然の歯の場合と同じ様に周りの骨が少しずつ溶けていき、やがてインプラントが露出し、抜けてしまいます。インプラント治療が終わったからはセルフケアだけでなく、歯科衛生士のプロケアを受けるようにしましょう。

当院は、18名の歯科衛生士が
皆様のインプラントを大切に管理させて頂きます。

寺嶋歯科の歯科衛生士