Q&A
持病があったり高齢でもインプラント治療は受けれるか
持病と喫煙
●糖尿病
血糖値が安定している方は、インプラント可能です。HbA1cが7以下にコントロールされていることが目安です。
●心臓病
心筋梗塞を起こして6カ月以内の方など、ハイリスク患者様はインプラント手術を延期された方がよいとされています。血液をサラサラにするお薬を予防的に服用されている方は、我々と主治医が相談して、オペの可否や休薬を決定して参ります。
●肝臓疾患
肝臓の持病があると、血が止まりにくかったり、治癒不全が生じる可能性があります。
●高血圧症
降圧薬などで良好にコントロールされている場合、オペに支障がないことがほとんどです。
●骨粗しょう症
骨密度が低いからと言ってインプラント治療ができないことはありません。
ただし、骨粗しょう症治療薬の中に、薬剤性顎骨壊死が生じるリスクを高める薬剤があるので、内科主治医との十分な連携が必須となります。
●喫煙
喫煙者は、白血球の機能低下や局所の血流障害が生じるため、治癒不全が生じやすい、インプラントの長期生存率は非喫煙者と比較して有意に低下することが常識となっております。そのリスクを知った上で治療を受けて頂くか、禁煙外来を受診頂くなどをして頂いております。