Clinic for precision treatment 顕微鏡治療を行う医院

マイクロスコープによる精密治療
当院は6台のマイクロスコープ(顕微鏡)を用いた精密治療に力を入れています。
マイクロスコープの登場により、歯科の世界は大きく変わりました。
今まで肉眼でしか見えていなかったものが、20倍の拡大率で見ることが可能になったのです。
これにより低侵襲かつ精密な歯科治療が実現でき、現代の歯科治療では欠かせないツールの一つです。

精密根管治療
従来の根管治療は、2次元のレントゲンをもとに、経験に基づいて、肉眼にて根管内を殺菌していく治療です。使用する材料は保険適応の材料です。
それに対して、当院における「マイクロスコープによる精密根管治療」は、CTによる診断、ラバーダムによる唾液侵入の防止、マイクロスコープ下での根管内殺菌、MTAセメントによる根管封鎖を行っており、全てのステップにおいて高精度かつ無菌的な操作を行い、治療成績向上に努めております。




MTA療法(Vital Pulp Therapy)
MTAセメント(Mineral Trioxide Aggregate)とは、 は1990年台初頭に米国で開発された歯内治療用材料で、日本では歯科用覆髄材料として2007年4月より使用されています。
本材は,逆根管充填,直接覆髄・断髄,穿孔封鎖,アペキシフィケーションなど様々な用途に臨床応用されるとともに,良好な封鎖性,抗菌性,生体適合性,硬組織誘導能を有することが報告されており、これまで覆髄材のゴールドスタンダードとして使用されている水酸化カルシウム製剤に代わる生体機能性材料として注目されています。
従来の虫歯治療は、神経にまで達している場合、神経を取る必要がありました。 MTA療法とは、神経を取らずに(傷んだ神経は一部除去する場合もある)、MTAセメントを直接、神経の部屋に填入し、神経を保護する治療法です。神経を取らずに済むため、歯の予後は格段に向上します。
マイクロサージェリー
マイクロスコープ下での手術により、低侵襲でより高い治療結果を生み出すことが可能です。
当院の手術はほとんどがマイクロサージェリーです。