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箕面市の寺嶋歯科医院 Tel.072-721-2562

受付時間 09:30~13:30 / 14:30~18:15
休診日日曜、祝日

Specialized treatment of periodontal disease 歯周病の専門的治療

歯周病の専門的治療 歯周病の専門的治療

歯周病の専門的治療・歯周病再生治療・歯周形成外科

当院における歯周病の専門的治療

当院院長は、大阪大学歯学部歯周病科招聘教員であり、歯周病の再生医療の研究で歯学博士を取得致した日本歯周病学会専門医です。

また、日本口腔インプラント学会専門医・日本顕微鏡歯科学会認定医のライセンスを持つ日本でも数少ないトリプルライセンスを有する専門医です。

また、20名の歯科衛生士(うち日本歯周病学会認定衛生士6名)がおり、歯周病治療に関して外部セミナーを行ったりと精力的に活動しております。

当院では、歯科医師、歯科衛生士がチームとなり、歯周病治療に取り組んでおります。

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】当院における歯周病の専門的治療
箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】当院における歯周病の専門的治療
箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】当院における歯周病の専門的治療
箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】当院における歯周病の専門的治療
箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】当院における歯周病の専門的治療
箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】当院における歯周病の専門的治療
箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】当院における歯周病の専門的治療
箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】歯周組織再生療法の手術風景
歯周組織再生療法の手術風景
箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】顕微鏡手術による低侵襲なオペを得意としています
顕微鏡手術による低侵襲なオペを得意としています
箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】大阪大学歯学部での講演
大阪大学歯学部での講演

歯周病は治すことが非常に難しい病気です。症状が出にくいだけに治療が遅くなればなるほど歯を失う確率が高まります。早期発見、早期治療が大切です。少しでも違和感などがある患者様は早めの受診をお勧め致します。

歯周病とは?

正しいブラッシングができていないと、歯垢や歯石が歯の周囲、 特に歯と歯ぐきの間の溝(ポケット)に溜まってきます。
歯垢は細菌の塊であり、ポケット内でどんどんと細菌が繁殖することになります。

この細菌が歯周病を引き起こす原因となります。 細菌が歯ぐきに炎症をひき起こし、歯の周りの骨を溶かしてしまうのが、 歯周病(歯槽膿漏)です。

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】歯周病とは?

この病気の特徴としてあげられるのは、経過が非常に慢性的で、ゆっくりと進行するということです。そのため痛みなどを感じる自覚症状が少なく、この病気にかかっていても自覚している人が非常に少ないのです。

さらに最近の報告では、歯周病(歯槽膿漏)は さまざまな全身の病気を引き起こすことがわかってきました。 脳梗塞、心筋梗塞、誤嚥性肺炎のリスクを高め、 また糖尿病などを悪化させることがわかってきました。

「35~44歳の人では81%、45歳~54歳では85%の人が歯周病にかかっています(厚生省歯科疾患実態調査1993年より)」

歯周病の症状

  • 歯ぐきがむずがゆくなった
  • 歯ぐきから出血する
  • 唾液(だえき)がネバネバするようになった
  • 起床時に口の中が気持ち悪い
  • 口臭が気になる
  • 冷たいもの、熱いものがしみる
  • 物が食べづらくなった
  • 歯がぐらぐらする

以上のような症状を自覚されている方はお気軽にご相談ください。

1.資料採得(現状把握)

パノラマレントゲン写真

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】パノラマレントゲン写真

顎骨、上顎洞、顎関節を含めて全体を大まかに診断するレントゲン写真で初診時に撮影させて頂くことが多いです。

歯周ポケット測定

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】歯周ポケット測定

歯周ポケットを測定します。
1歯につき6カ所測定し、歯周病の状態や歯石の付着状況、炎症の状態、歯肉退縮の量などを調べます。とても大切な検査です。

当院は、デネットシステムを使用して、歯周病治療の管理を行っております。

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】歯周ポケット測定

得られた検査データは全て患者様にお渡し致します。自分自身でどこが悪いところかを知ることはとても大切なことです。

デンタルレントゲン10枚or14枚法撮影

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】デンタルレントゲン10枚or14枚法撮影

歯周ポケットが深く、歯周病が強く疑われる場合は、さらに個々の歯を精密に診査するために細かいレントゲンを撮影します。
歯槽骨の吸収程度、歯石の状態などを把握するために必要なレントゲンです。

口腔内写真9枚撮影

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】口腔内写真9枚撮影

現状を写真で記録しておきます。希望者にはプリントしてお渡ししております。

2.歯周基本治療

歯周病治療の一番大切なステージです。
まずはご自分でブラッシングが上手にできるようになるまで徹底的に指導致します。

衛生士が徹底的にお口の中の歯石、細菌バイオフィルムを除去します。

拡大鏡、顕微鏡などを用いて徹底的に除去しますが、残念ながらそれでも取りきれない歯石が存在します。

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】歯周基本治療
ブラッシング指導および歯石除去

3.再評価

歯周基本治療で歯周病がどれだけ改善したかを調べます。

などで評価します。

4.歯周外科治療

評価の結果、歯周病が改善していない部位に関しては次の手段として、歯周外科治療を選択する場合があります。
もちろん、患者様が望まれなかったり、全身疾患がある場合などは行いません。

当院の歯周外科処置の特徴は、顕微鏡を用いて精密に行うことです。歯石、感染物質の取り残しを防ぎ、細い縫合糸を用いることで良好な治癒を得ることができております。

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】歯周外科治療
箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】歯肉移植による歯周形成外科処置
歯肉移植による歯周形成外科処置
箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】歯肉移植による歯周形成外科処置
歯肉移植による歯周形成外科処置
箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】GTR法による再生療法
GTR法による再生療法
箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】骨移植による再生療法
骨移植による再生療法

5.再評価

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】再評価

歯周基本治療、歯周外科治療などを経て、2回目の再評価です。長かった治療も終わりです。

6.メインテナンス

せっかく治した歯周病も、管理を怠ると再発してしまいます。患者様毎にメインテナンスの間隔を決定しています。
大多数の患者様が1~3か月に1回お越し頂いております。

歯周外科治療とは?

上記のとおり、当院においては、失われた歯周組織(歯肉、骨など)を回復させる歯周組織再生療法など、歯周病の専門的治療を行っております。

歯周外科手術の最大の目的は、メンテナンスしやすい歯周環境を整えることです。

歯周外科手術はただ行えば歯周病が治るというものではありません。現在のお口の状態、患者様の清掃状態、かぶせ物の状態など、あらゆることを考慮して、歯周外科処置を行わないと、ただ痛いだけで結果が伴わない手術になります。
「歯周病治療=歯周外科処置」では決してなく、歯周病治療の一つと考えてください。まずは日々のブラッシングと歯科医院での歯石除去が基本です。

日本歯周病学会のガイドラインにある歯周外科処置

  • 組織付着療法
  • 切除療法
  • 歯周形成外科(遊離歯肉移植術、結合組織移植術など)
  • 再生療法(エムドゲイン療法、GTR法、骨移植)

遊離歯肉移植術(角化歯肉の獲得)

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】遊離歯肉移植術(角化歯肉の獲得)

写真右端の歯の周囲

写真右端の歯の周囲には硬い歯肉が無く、頬粘膜しか存在しておらず、痛くてハミガキができませんでした。
さらに歯周病も進行しており、歯周ポケットが深くなり、膿が出てくる状態で、このままでは将来必ず歯を失ってしまう状況でした。

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】採取した角化歯肉

採取した角化歯肉

上顎の口蓋から歯肉を採取しました。

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】採取した部位(上顎)

採取した部位(上顎)

採取した口蓋は、保護装置でカバーするので痛みはほとんどありませんでした。

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】健康な歯肉の獲得

健康な歯肉の獲得

歯の周囲に角化歯肉が獲得でき、歯周ポケットも浅くなり、ブラッシングしやすい健康な歯周状態を得ることができました。

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】術後3年

術後3年

術後3年経っても健康なまま維持できています。

今回の手術のように、メンテナンスしやすい歯周環境を整えるのが、歯周外科手術の最大の目的です。

歯根露出の被覆(結合組織移植術)

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】写真中央の歯の歯根露出

写真中央の歯の歯根露出

歯根が露出して、セラミック的に問題があり、さらに知覚過敏が強く、将来虫歯になる可能性も高い状態でした。
上顎の口蓋から歯肉を採取し、露出した歯根表面に移植しました。

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】採取した歯肉

採取した歯肉

結合組織を採取して、これを露出した根の周囲に移植しました。

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】学会での講演

術後1年

露出していた根が歯肉に覆われ、セラミック性も回復し、知覚過敏も治まりました。
歯肉の厚みも増え、抵抗力が増しています。丈夫な歯肉に覆われているため虫歯、歯周病にになるリスクも減りました。メンテナンスしやすい歯周環境を整えるのが、歯周外科手術の最大の目的です。

歯周形成外科

根面被覆(根の露出に対する治療)

根面被覆とは歯肉がやせて退縮してしまい、根の一部が露出してしまった場合に、その部分に歯肉を移植して歯ぐきを元通りの位置に戻す治療のことを言います。

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】根面被覆(根の露出に対する治療)

根の露出と知覚過敏を主訴に来院されました。
歯肉を移植することで、主訴を全て改善することにしました。

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】根面被覆(根の露出に対する治療)

マイクロスコープ下で、繊細な技術を用いて、切開します。
この術式は、トンネルテクニックと呼ばれます。肉眼では行えない高度な技術です。

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】根面被覆(根の露出に対する治療)

上顎から歯肉を採取します。
マイクロスコープを用いて採取するので、十分な大きさ、厚みの歯肉を採得できます。

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】根面被覆(根の露出に対する治療)

ご自分の歯肉の中に、採取した歯肉を挿入します。
マイクロスコープを用いることで低侵襲な手術となり、術後の出血、痛みなどなどはほとんどありません。

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】根面被覆(根の露出に対する治療)

術後1か月の写真。
露出していた根面はしっかり歯肉で覆われ、知覚過敏も消失しました。

歯肉増大術

歯肉増大術とは、文字通り、歯肉の厚みを増やす術式のことを指します。

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】歯肉増大術

下顎前歯部の歯肉が痩せていくことを心配されて来院されました。既に被せ物が入っていました。
歯肉が痩せないように、毎日1時間以上かけて注意深くブラッシングしていて、疲れてきたとのことでした。

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】歯肉増大術

マイクロスコープ下で、繊細な技術を用いて、切開します。
この術式は、トンネルテクニックと呼ばれます。肉眼では行えない高度な技術です。

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】歯肉増大術

上顎から歯肉を採取します。
マイクロスコープを用いて採取するので、十分な大きさ、厚みの歯肉を採得できます。

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】歯肉増大術

ご自分の歯肉の中に、採取した歯肉を挿入します。
マイクロスコープを用いることで低侵襲な手術となり、術後の出血、痛みなどなどはほとんどありません。

箕面市の歯医者【寺嶋歯科医院】歯肉増大術

術後3か月の写真。
歯肉の厚みが確保され、抵抗力が増し、今後歯肉が痩せてしまうことを防止することができました。

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