2018/03/11日本初の『シブリングサポーターがいる歯科医院』になりました!
- 副院長の足跡
副院長の松野です。
今日は母校の大阪大学で開催された研修会に参加してきました。
久々の阪大で懐かしい気分でした。
会場は、いつもお世話になっている新家先生がいらっしゃる保健学科。
新家先生が立ち上げられた「大阪の医療的ケアを必要とするこどもと家族を支える看護研究会」は今回で15回目の開催。
初めての開催から5年の節目を迎えられたとのことです。本当に素晴らしい取り組みです。
今日のテーマは、病気をもつ子どもの「きょうだい」の支援を
広げるためのシブリングサポーター研修ワークショップ!!
あの有名な「NPO法人しぶたね」さんがご講演されるとのことで
新家先生からの案内メールが届いてから5分と経たずに
参加の旨を伝える返信メールを送っていました。待ちに待った
研修会。実際に受けた感想は...本当に素晴らしかったです!!
「シブリング(sibling)」とは、「きょうだい」のことです。
「シブリングサポーター」とは、病気をもつ子どもの「きょうだい」
の支援に関わっている人、これから関わろうとする人たちのことで
NPO法人しぶたねさんはシブリングサポーターを増やすための
様々な取り組みを行っておられる素敵な組織です。
シブリングサポーター養成のための研修ワークショップをされたり、
きょうだいが主役になり、大歓迎され、仲間と一緒に安心して遊べる
「きょうだいの日」を開催されています。
今日の研修会は2部構成で、第1部はしぶたね理事長の清田悠代様から「きょうだいの気持ち」というテーマでのご講演、
第2部はワークショップ「きょうだいの日」を体験しよう!というコンテンツでした。
清田様のプレゼンテーションは本当に素晴らしく、心を打つ温かい言葉の
数々に、とてもポカポカした気持ちになりました。
その後は、「きょうだいの日」の体験。
動きやすい服装で、とのことでしたので、久々にジャージを着用(笑)
声を出したり、手をあげたり、足をあげたり、走ったり...
久々に体を動かしたので、明日?明後日?の筋肉痛が心配です(笑)
楽しい時間を参加者の皆さんと共有しながら、きょうだい支援の実際を
肌で感じることができた貴重な機会でした。
病気をもつ子どもたちやそのきょうだいを支援するために、
その人の職種とか肩書きとか立場とか...そんなの全然関係ないと思います。
大切なのは、子どもやきょうだいのために何かできることはないか、と思いを馳せられるかどうかだと思います。
とはいえ、この「きょうだい支援」について知らない方もたくさん
いらっしゃると思います。米国ではかなり認知度の高い活動なのですが
日本での認知度はまだまだ低いとのことでした。
私も小児在宅医療で、子どもやきょうだいに関わる者として、
この活動をサポートさせていただきたいと強く感じました。
シブリングサポーター加入の歯科医院は日本初とのことです!
当院にお越しの際には、しぶたねさんのオリジナルステッカーが
貼ってありますので、どこにあるのか是非とも探してみてくださいね!
今日の体験や今日いただいたご縁をCLASS(医療的ケア児を地域で支える多職種勉強会)などの活動にも
つなげていきたいと思います。
主催の新家先生、ゲストのしぶたね様、そしていつも色々お世話になっているメンバーの皆様、今日も素敵な時間を
過ごさせていただき、本当にありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします!!