2018/07/08【名古屋2日目】流行りの言葉を借りるなら「名古屋半端ないって」
- 副院長の足跡
センター長の松野です。
今日は名古屋2日目。たくさんのエネルギーを充電できた日となりました。
午前は重症児デイサービスmikiにてご家族向けの講演会。
いつもお世話になっている、管理者の上野さんからご依頼いただき、
名古屋の子どもたちとそのご家族の方々と顔を合わせて交流できる、
本当に貴重な機会でした。
想定していたよりも多くの方々がご参加くださり、様々な現場の声、ご家族の声を拝聴することができました。
そして、感慨深かったのが、ある子どもさんと再会できたことです。
この子は、私が大学病院勤務時代にかかわらせていただいたのですが
私が重心施設へ異動となってからは、名古屋が主な生活の場となられ
その後の経過は知ることができない状況でした。
その子がなんと私の講演を聞きにきてくれたんです!お母さんとも久々にお話できて、この子の成長を
教えていただくことができて、本当に胸が熱くなりました。どこで繋がるのかわからないなぁ、という驚きと
こういった経験をさせていただくことができるのも、小児医療にかかわる醍醐味だと強く感じました。
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少し場所を移動して、午後からは専門職向け講演。
愛知県心身障害者コロニー中央病院の加藤先生が
代表をつとめる「オーヘスあいち」のKickoffミーティング
にて講演させていただく貴重な機会をいただきました。
第1回研修会の参加者は、なんと約70名!
加藤先生をはじめとした、オーヘスあいちの皆様の
求心力の強さ、愛知県のネットワークの広がりを肌で実感することができました。
今回は、オーヘスあいち第1回研修会と共催させていただく形で、「第1回 愛知でCLASS」も開催できました。
「重症児・医療的ケア児の『食』を地域で支えるために歯科ができること・歯科とできること」というタイトルで
お話させていただきました。その後は、7グループに分かれて、グループディスカッション。
私は、各グループを回りながら色々な議論を聴かせていただけるという、なんとも贅沢な時間を過ごせました。
午前中のご家族向けの研修会の中でいただいたご意見
のひとつに、こどもの『食』をサポートする体制が
地域でもっともっと広がってほしい、というご意見が
ありました。広がっていくためには、色々なハードルが
存在すると思います。
そのハードルを越えていくために必要なのは、様々な
専門職の方々が手を取り合って、地域を盛り上げていくことだと感じています。
そういった意味で、今日のこの場にこれだけたくさんの方が集って、白熱した議論をできているという事実に
名古屋の大きな可能性を実感させていただくことができました。大変大きな刺激をいただきましたので
また明日から現場でコツコツ頑張りながら、名古屋のようなネットワークを目指していきたいと強く思いました。
今日は、なんと東京都から横山歯科医院の横山雄士先生もご参加くださいました。いつもFacebookなどでご活躍を
拝見しており、いつかお会いしてお話したいと思っていた有名な先生ですので、お会いできて感動のヒトトキでした。
そして、お話させていただくと、その素晴らしいお人柄に、さらに感動。小児在宅医療への熱い思いを持つ先生方と
意見交換できることの幸せを感じつつ、大きな勇気をいただけた時間でした。
いつもお世話になっている、重症児デイサービスひろがりの丹羽先生からも貴重なお話をいただき、
また今後のコラボレーションについても色々と協議させていただくことができた、素晴らしい一日でした。
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激動の名古屋2daysを終えて、大阪に戻る最中にふと浮かんだ言葉。『名古屋半端ないって』