2019/11/10令和元年度 小児在宅医療支援ネットワーク会議@茨木保健所にてコメンテーターしてきました。
- 副院長の足跡
医療的ケア児等コーディネーターの松野です。
今日は茨木保健所で開催された、
令和元年度 小児在宅医療支援ネットワーク会議に
コメンテーターとして参加してまいりました。
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参加職種は、
病院医師、在宅医師、歯科医師、看護師、
理学療法士、作業療法士、薬剤師、MSW、
相談支援専門員、学校教諭、教育委員会、
など多岐にわたり、
所属先も、
病院、診療所、医師会、歯科医師会、薬剤師会、
訪問看護ステーション、薬局、療育園、支援学校、
保健所、大阪府障がい福祉室、市こども保険課、
など様々でした。
会議は3部構成で、第1部のテーマは在宅医療連携。
日頃お世話になっている在宅医師の先生お2人から
それぞれ「小児訪問診療に取り組んで」、
「小児在宅医療における多職種連携」というテーマ
でのご講演でした。
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第2部のテーマは教育との連携。
保健師さんからの事例報告に続き、
病院医師からの情報提供がありました。
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第3部のテーマは多職種連携に向けて。
移行期医療(トランジション)のトピックに
触れつつ、今後の茨木保健所管内での
連携構築のためのアイデアを協議しました。
今回の会議で感じたことは、地域の多職種の
方々との繋がりです。
日頃お世話になっている多くの方にお会いし
改めて地域ネットワークの重要性を認識しました。
コメンテーターとしての任務もしっかりと
果たすことができましたので、一安心です。
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今回は初めて医療的ケア児等コーディネーター
という肩書きを背負っての会議参加でした。
新鮮さを感じる一方で、これから実践すべき
ミッションに思いをめぐらせ、身が引き締まる
思いでした。
会議とは全く関係ないのですが、この料理、
カレーうどんです。
見た目は何かわからないけれど、
中身は馴染みのあるもの。
現状として、多くの歯科医療従事者にとって
小児在宅歯科医療はハードルが高いと感じる
もののひとつなのかもしれません。
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まずは、
小児在宅歯科医療に興味を持っていただくこと。
そのためにも、まずは実は地域で暮らす
医療的ケア児やそのご家族がたくさんおられること、
そして、実際の現場を知っていただくことから。
それぞれの地域において、小児在宅歯科医療関係者が
増えていくようコツコツと活動していきたいと
思います。
歯科歯科連携、地域歯科ネットワーク構築のための
新たな繋がりもできて、勇気をもらえた日でした。