2018/09/16【100本の動画で学ぶ!重症児・医療的ケア児の嚥下障害マネジメント】@東京
- 副院長の足跡
センター長の松野です。
今日は、東京にて新セミナーを開催しました。
その名も『100本の動画で学ぶ!重症児・医療的ケア児の
嚥下障害マネジメント』です。
このセミナーは、日総研出版のご協力のもと開催しており
今日がそのキックオフの日でした。
重症児・医療的ケア児の嚥下障害への対応法について
学びたいという現場のニーズは高まっている一方で、
なかなか学べる場がないというのが現状です。
そういった状況を打破すべく、TOCみのおと日総研出版がタッグを組んで、本研修会を開催する運びとなりました。
朝10時から夕方16時まで、ひたすら嚥下障害について学ぶという
とてもマニアックな研修会ではありますが、その分コンテンツは
盛りだくさん。『食』には様々な要素がかかわっているため、
必然的にお伝えする内容も多くなってしまいます。
参加者の皆様のそれぞれの現場でのお悩みをお聞きしつつ、
現場で活かせるエッセンスについてお伝えし、気づけば
あっという間に夕方となっていました。
箕面市において、訪問歯科を実践している日々の中、食支援の
ニーズの高まりを肌で感じています。
高齢者に対する訪問歯科、往診における食支援だけでなく、
小児在宅歯科医療における食支援の重要性について
これからも発信していきたいと思います。
箕面市だけでなく、全国的にみて、重症児・医療的ケア児への
訪問歯科、往診を実践しておられる歯科医師はかなり少ないという現状があります。
同じ思いを持った歯科医師の先生がもっともっと増えていけば、
それぞれの地域での食支援体制はよりよいものになると思います。
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今日は、東京で小児在宅歯科医療を実践しておられる歯科医師の先生もご参加くださり、「とても良い研修会でした」と
お褒めの言葉をいただきました。本研修会開催に向けての準備は、本当に心身ともに大きな負担がかかるものでしたが、
このような参加者の方々の声をお聞きすると、今までの苦労が一気に吹き飛びました。
それぞれの地域において、よりよい訪問歯科のカタチ、よりよい食支援のカタチが定着していくお手伝いができるよう、
これからもコツコツと丁寧に活動を続けていきたいと思います。
今は東京からの帰り道。
東京にて貴重な経験をさせていただき、たくさんのパワーをいただきましたので、
また箕面での訪問歯科、小児在宅歯科医療を全力で実践していきたいと思います。
日総研出版の皆様、今回も色々とお世話になり、本当にありがとうございました。