センター長の松野です。

今日は、

全国重症児デイサービス・ネットワーク主催で

摂食嚥下・栄養セミナーを開催しました。

タイトルは、

「噛み砕いて理解！重症児の摂食嚥下・栄養に

かかわる体験型セミナー」です。

重症児者・医療的ケア児対応スキルアップを目的に

全国研修が開催されることとなり、テーマは、

「ふれあい体操」、「療育・発達支援」、

「摂食嚥下」、「介護技術」、「看護」の5つ。

当センターが「摂食嚥下」を担当します。

神奈川県、広島県、宮城県、熊本県、高知県の

5都市ツアーを開催することになりました。

医療と福祉の狭間で奮闘するスタッフの力になる、

という本研修のコンセプトを達成すべく、

入念に準備を重ね、ツアー初日を迎えました。

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私からは重症心身障害児・医療的ケア児の

摂食嚥下障害に関する対応についてのお話。

そして、管理栄養士の辻本からは

重症心身障害児・医療的ケア児の栄養のお話、

食形態調整の実習などを行いました。

多くの参加者がおられ、会場は大盛況でした。

実習では参加者の皆様に実際の食形態調整について

体感していただきながら、明日からの実践に

活かしていただけるような内容にしました。

実際に食形態調整した「まとまり食」を

参加者の子どもさんに試食してもらうことも

できて本当によかったです。

重症心身障害児・医療的ケア児の摂食嚥下障害への

アプローチにおいて、「管理栄養士」の方々の力は

絶大なものがある一方で、まだまだ重症心身障害児・

医療的ケア児への食支援を実践されている管理栄養士は

少ない現状があります。

歯科×栄養でできること、栄養×栄養でできること。

可能性は無限大だと思います。

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歯科関係者が管理栄養士の大切さを真の意味で

理解しているか、というと、恥ずかしながら

そうではない実情があることも事実です。

歯科×栄養の理想的な形、本質について

模索し続けたいと思いますし、それが子ども達の

輝く未来に繋がると確信しています。

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歯科×栄養のセミナーはまだまだ少ないですが、

全ての歯科関係者や、歯科に興味のある栄養関係者に

聞いていただきたいと思える一日となりました。

不適切な歯科×栄養が広がらないよう、これからも

当センターとしてできる啓発活動は丁寧に継続

していきたいと思います。

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横浜会場にてお世話になりましたスタッフの皆様、

この度は貴重な機会をいただき、

ありがとうございました。