2019/11/24第36回 日本障害者歯科学会総会および学術大会@岐阜 2日目
- 管理栄養士辻本の歩み
こんにちは。
管理栄養士の辻本です。
昨日に引き続き、「第36回 日本障害者歯科学会
総会および学術大会」に参加しています。
午前中は一般口演の「摂食嚥下リハビリ
テーション」「口腔機能」を聴きました。
特に印象的だったのは、干渉波電流型
低周波治療器の治療効果についての発表でした。
干渉波電流型低周波治器とは、干渉電流を発生させ、
その刺激を利用して治療する機器です。
小児においては実践されている例も少ないですが、
様々なエビデンスを基に子ども達の可能性が広がる
訓練が増えていくと良いなと思います。
私自身もしっかりと新しい知識を取り入れていきます。
ランチョンセミナーは「障害児者への訪問歯科診療の
Next Stage-子供から高齢者まで幅広いニーズに
対応するために」というタイトルで当院の松野が講演
しました。満員御礼で、質問もたくさん飛び交い、この
分野の関心の高さと、当院の活動がとても先進的で
あることを改めて感じました。恵まれた環境に感謝し、
引き続きこの活動をよりよく高めていくとともに、普及
させていきたいと思います。
昼からはポスター発表へ。
当院と関わりの深いひまわり歯科の副院長
樋山先生の発表を聞きにいきました。
通い慣れた地域の歯医者さんで、全身麻酔下で
治療を行っていただけるのは、とても心強いですね!
最後に日本歯科大学口腔リハビリテーション
多摩クリニック水上美樹先生の「ダウン症候群の
子どもの咀嚼機能の獲得を目指すには」を聴きました。
マンチングと咀嚼の違いから、ダウン症候群ならでは
の特性を実際の症例を交えながらのお話で、
大変興味深く、大きな学びとなりました。
帰り道に、岐阜駅から見た夕焼けがとても
綺麗でした。皆様もどこかで見たでしょうか。
しっかりと吸収した知識をアウトプットできるよう、
明日からの訪問診療も頑張っていきます!