2019/11/23第36回日本障害者歯科学会総会および学術大会@岐阜 1日目
- 管理栄養士辻本の歩み
こんにちは。
管理栄養士の辻本です。
歯科医師、歯科衛生士二名と『第36回
日本障害者歯科学会総会および学術大会』に
参加しています。
朝は特別講演「今、求められている医療的ケアとは」
野田聖子議員のお話を聴きました。
ご子息のお話を交えながら、生きていてくれること、
成長する喜びについてお話してくださりました。
今、医療的ケア児と呼ばれる子どもたちは
約2万人弱いると推測されており、その多くは
在宅で過ごしています。
在宅で過ごす子どもたちを取り巻く環境は十分に
整備されているとは言い難く、改めてその支援体制を
整えていくことは急務だと実感しています。
野田聖子議員のお話の中で、「食べること」を
たくさんお話ししてくださいました。
抄録で「摂食嚥下リハビリテーション栄養専門
管理栄養士」について触れてくださったことも
とても嬉しかったです。
小児在宅医療において栄養ケアを必要とする子ども達
はたくさんいますが、支援体制に関わる管理栄養士は
少なく、私も日々精進するとともに、同じように小児
在宅医療において活動する管理栄養士を増やして
いきたいと思っています。
子どもたちの「可能性は無限大」です。
日々の訪問診療の中でも、様々な成長を見守らせて
くれる子どもたちの生活をもっともっと支えられるよう
地域に戻ったら一層頑張って参りたいと思いました。
昼からは当院の松野が登壇したシンポジウム1
「小児在宅医療における歯科の役割を考える」に。
地域でのネットワークつくりについてお話しており、
いつも顔のみえる皆様と一緒に子どもたちの生活を
支えられることとても心強く思っています。
明日も松野はランチョンセミナーで当院の活動について
お話する予定です。
私たち3名も更なる学びがあること、
今からとてもわくわくしております。