2020/01/25「重症児の在宅支援を担う医師等養成事業インテンシブコース」に参加しました。
- 管理栄養士辻本の歩み
こんにちは。
管理栄養士/保育士の辻本です。
「重症児の在宅支援を担う医師等養成事業
インテンシブコース」にてハンズオンセミナー
を担当させていただきました。
インテンシブコースでハンズオンセミナーをされるのは
初めてのことだそうです!!
30分ずつ、4つのブースを回っていきます。
*始まる前から楽しそうな副院長先生*
大きな部屋に各ブースがあるので、盛り上がりや
わくわく感が伝わってきてなんだか少しお祭り気分!
受講生もファシリテーターの方も、皆様も熱心で
ノリよく、あっという間の3時間でした!!
当院は「嚥下評価と摂食の実際」というテーマで、
在宅での嚥下評価の様子をご紹介し、食形態調整
からの実食していただきました。
実際調理している様子を見るのは初めてで面白い!と
言っていただき、まとまりペースト、ゼリー粥の食感に
たくさんの感動をいただきました。
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どのブースも楽しそうで、ちょこっと抜け出し、
見学させていただきました。
大阪発達総合療育センターの竹本潔先生からは
「呼吸リハ・排痰補助機器」について
排痰とは、痰を体外に出すこと。咳もその1つです。
痰の貯留位置によって、何を使って排痰を促すか
お話があり、その後排痰補助危機の体験をしていました。
過去に当院勉強会でも、カフアシストの体験をしました。
→https://www.mdef.jp/news/2019/07/post-198.html
大阪発達総合療育センターリハビリセンター部部長
の黒澤淳二先生からは「セラピーの実際」
以前スペシャルキッズサポーターの集いにて、
黒澤先生のお話をお聞きしたことがありますが、
本当に魔法のように緊張の強い子どもの体が
みるみるリラックスしていくんです!感動!
大阪発達総合療育センターHPS西尾恵美先生からは
「HPSワークショップ」手作りのおもちゃを作って
いました。おもちゃひとつひとつには子ども達の発達
を促すように考えられています。このおもちゃで、
子どものどういった姿を捉えるのかお話されており、
保育士として改めて勉強になりました。
お話の中で、「桃太郎よみます!」では子どもが受身に
なってしまう「桃太郎と浦島太郎どっちする?」という
質問をして子ども達に選択させてあげること、主体性を
育てることの大切さを感じました。
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体験することで改めて気づくことはたくさんあります。
選ぶことって実はとっても大切な心を育てることだと
思っています。
私達は毎日、毎食
今朝はコーヒーと紅茶どっちにしようかな
定食はおひたしから食べよう!
晩御飯はカレーの気分だな~など
たった1食の中でも、たくさんの食事の中から
選択をしています。
そして「たべたい!」というワガママが満たされた時、
とても大きな満足感を得ます。
その気持ちを子ども達にも味わってもらえたら、
きっと素敵なこと!
偏食の子も選び取った味や食形態なのであれば、
それはきっととても大切な選択。
こども達が選んだものを一緒に大切にしたいなと
思いました。
皆様本当にありがとうございました。