2021/05/24itero(アイテロ)とは?
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当院では、歯並びが気になる方にはデジタル口腔内スキャナー「iTero」アイテロを用いて口腔内をスキャンしております。
今まではお口の中の状態を見える状態にするには、歯型をとり、石膏模型を作成する必要がありまたが、アイテロで撮影することで、患者様のお口のデータをその場で3D画像で見ることができます。
そして、さらにはiTeroでは撮影した画像で矯正治療の仕上がりのシュミレーションが見られるようになりました。
矯正では、歯並びを綺麗にしたり、噛み合わせを治す時に抜歯が必要かどうか(抜歯矯正or非抜歯矯正)の判断や、インビザラインのようなマウスピース矯正で治せるか、従来のようなワイヤー矯正が良いかの判断がとても大切です。
寺嶋歯科では、ワイヤー矯正もインビザラインのようなマウスピース矯正も行っておりますが、両治療法ともにメリットデメリットがあります。
アイテロを用いてスキャンして、矯正治療後の未来予測図を患者様と一緒にみて、治療法の選択を行い、それに適した担当医を決めることも矯正治療の大切な部分です。
例えばワイヤー矯正は矯正専門医が行い、インビザラインは一般歯科医師が行うなどを振り分けが現代の歯科矯正医療の主流になってきています。
さらに、成人矯正には、歯周病治療やインプラント治療や根の治療など他にも必要な治療が多いため、寺嶋歯科ではそれぞれの分野の専門医が矯正治療にも加わり、総合的に治療を行っております。
話はそれましたが、まとめますとアイテロで得られたシミュレーションを用いて、患者様と視覚的に情報を共有して、治療方針を決めれることが出来ることがアイテロの最大の魅力です。
歯科医師同士のディスカッションにもアイテロの画像が活躍します。
iTeroのメリットとして、スキャンして得られたデータを用いてそのまま、マウスピース矯正歯科装置(インビザライン)を製作可能なことです。マウスピース矯正(インビザラインなど)作成のため従来はシリコンの印象材を使った精密な型取りが必要でした。そしてそれを海外に郵送していたので、インビザラインの治療開始までに1.5ヵ月くらいかかっていました。
アイテロでの撮影によりこのような型取りは不要となり、さらにはマウスピースの装着も最短で約14日間となりました。
アイテロの撮影に別途費用は頂いておりません。
他の治療や検査、歯石除去などをするついでに無料で撮影しております。お気軽にお申し付け下さい。