院長の寺嶋です。

口腔内の写真撮影は必要？

我々歯科医師にも患者様にも、とても大切で必要です。

我々は皆様に治療を提供します。その治療効果が有ったのか、無かったのか？

それを分析し、治らないときは原因を考察します。それがないと医療技術は向上しません。

提供した治療に対して責任感があるこそ、撮影します。治療に真剣なクリニックでは必ず写真を撮影しております。歯医者選びの目安の一つと言えます。

ただし、「写真撮っているけど、勉強しない、練習もしない状態」で治療をするというのは、単なる暴力なので、写真が全てではありませんが。

我々も神様ではないので、時には治療結果が伴わないこともあります。でもそういう時こそ勇気を出して撮影し、じっくりと写真を見つめ、原因を考察します。自分一人では考察出来ないときは、他の専門医の意見を交換します。それが一番の勉強になり、医学の向上に繋がります。

「やりっ放しの医療は止めにしよう。結果と真摯に向き合おう。」
私が若手に常に言い続けている言葉です。

写真撮影も治療の一環。真剣です。

また保険診療において継続的に歯周病治療を受ける際にも口腔内写真の撮影が必須条件なっております。

ただし、しんどい時に無理に撮影はしませんので、お申し付けください。

お子様でも慣れてくれば協力してくれます(*^^*)

ちなみに私の至福の時間は、撮った写真を眺めながらコーヒーを飲む時です！