2021/09/04十種競技と歯科治療
- 院長の活動日記
箕面市の歯医者の寺嶋歯科医院の理事長の寺嶋です。
今日は十種競技と歯科治療の共通点をご紹介致します。
十種競技はオリンピック競技でもあり、欧米で特に人気が高く、その勝者が「キング・オブ・アスリート」「競技者の中の競技者」と称えられる陸上競技です。
十種競技は、1人でいくつもの競技を行う混成競技の中でも最多の10種目を競う過酷な競技。競技は2日間にわたり、1日目に、100m走、走り幅跳び、砲丸投げ、走り高跳び、400m走、2日目に、110m障害、円盤投げ、棒高跳び、やり投げ、1500m走を行う。
『走る』、『跳ぶ』、『投げる』ことができる万能な身体能力に加え、丸2日間にわたってパフォーマンスを発揮できる体力や集中力が求められることから、そう呼んで賞賛されるそうです。
2日間の競技が終われば、プロアスリートでも回復に10日はかかるそうです。
ん、これって私の行っている歯科治療に似ているぞ!!
私の日々の診療は下記の十種です(本当はもっとあるけど十種選ぶとこうなります)
①インプラント治療(骨造成やサイナスリフトなど複雑な手術)
②セラミック修復などの審美治療
②顕微鏡による精密根管治療や歯根端切除手術
③歯周病治療&再生療法
④顕微鏡治療による神経保存治療(歯髄温存療法)
⑤ガミースマイル手術などの美容歯科
⑥矯正治療(インビザライン矯正)
⑦入れ歯の治療
⑧抜歯や顎関節症、歯性上顎洞炎などの口腔外科治療
⑨有病者の歯科治療(医科歯科連携)
⑩咬合治療
毎日毎日やっていて飽きないですかって?? 全く飽きません。むしろ自分の知識と技術が毎日毎日向上していくのが嬉しいのです。
まさにアスリートの気持ち。
☝は十種歯科の一つの顕微鏡手術の一コマ、90分間のオペ後は顕微鏡酔いするので普通に歩くのも辛い。
キングオブアスリートが回復に10日かかるように、確かに私も疲労困憊です。
だけど、大谷翔平選手が二刀流でずっと試合に出続けるように、私も試合に出続けたい。(←急に大谷選手登場)
彼の活躍を一国民としてとても応援していて、励みになっています。
歯科治療って、掛け算の治療と言われています。
例えば、100点の美しいセラミックを入れても、根本の治療(根管治療)が60点ならば、60点のゴールにしかならない。
さらに歯周病治療が60点ならば結果36点にしかならない。リアルに根管治療と歯周病治療がいまいちなら歯は簡単に崩れ去ります。
という感じで、どんどんゴールのレベルが下がってしまいます。
従って、歯科医師はあらゆる分野の技術を高めないといけない大変な職業と言えます。
私の周りの歯科医師は、「飲む、買う、打つ」ではなく、「走る、跳ぶ、投げる」の万能な歯科医師能力を鍛えようと365日歯科のこと考えています。
歯医者さんって皆頑張ってますよ!
寺嶋歯科では、様々な歯科治療を行っております。
現在の歯科医療のニーズは複雑で、1人の歯科医師では対応できない時代です。
掛け算して低い点数の治療にならないように、当院では、一般歯科医と各専門医が協力するチームアプローチを提供しています。
といいつつ、私も含めて一般歯科医師チームのメンバーは、各専門医に任せるところは任せつつ、自分も負けないぞという気持ちで臨床に取り組んでおります。
私自身は、組織のトップとして、まさに十種歯科の王者、キング オブ デンティスト、歯医者の中の歯医者を目指しております。
そして、私一人では診させて頂ける患者数も限られているので、今後もキングオブデンティストを養成するクリニックでありたいとも思っております。
最後に新クリニックの夜景をどうぞ。
シンボルタワーがライトアップされております。