こんにちは。

寺嶋歯科医院の管理栄養士辻本です。

「口腔機能につながる筋肉と姿勢」についてのセミナーを受講しました。

講師はTeethcafeの技工士花田さんと当院の衛生士菊地です。

歩き方や表情、姿勢、顔のゆがみ、発語、口唇機能などの様々な状態と口の不調が密接につながることを教えていただきました。

非歯原性歯痛（歯が原因でない歯痛）や顎関節症では、生活習慣の聞き取りと口のチェックが大事だということを教えていただきました。

睡眠、食事の方法、肩こり、ストレスの有無などの生活習慣から歯をくいしばっていないか、口を開けてもらったときの開口の程度、痛みの有無、TCH（歯列接触癖）などのお口の状態から顎関節症のリスクを推測されていると聞き、歯科衛生士さんの知識の幅広さに驚きました。

顎関節症は発症するとなかなか改善することが難しいため、発症する前に望ましい生活習慣に促すことや口周りをほぐすストレッチを行うことで患者様の状態を楽にすることができるかもしれません。

後半のセミナーは口のストレッチから体のストレッチをおこないました。

正しい呼吸の仕方や立位、姿勢タイプ別のトレーニングを教えていただきました。筋力の衰えは感じていませんでしたが、実際トレーニングをすると十分できないものもありました。歯科に努めてから口周りのことを深く考えるようになり、自身の悪い習癖も意識するようになりました。

同じように、日々患者様とかかわる中で今までは感じ取れなったポイントを感じることもあり、一人一人に合わせてお声かけできるようになっている部分があると感じます。

これからも精進していきたいと思います。