2021/12/23燃え尽きました
- 院長の活動日記
はい。燃え尽きました。
寺嶋歯科医院院長の寺嶋です。
今年の11、12月の毎週木曜日に 大阪医専の歯科衛生士学科にて「歯周病学」を講義していました。
午後14:40~17:50 が中間部
18:00~21:10が夜間部
6時間ほぼ休憩無しで講義。
休憩時間中は、いろんな学生が話かけてくれるので、休憩できない(嬉)
周りからは「学生は絶対寝るから適当にやればよい」とか、「眠たくなる講義をする方が悪い」とか様々なアドバイスを頂きながら、私なりに模索しました。
いつも自分の講義をお金を払って聞いてくれている歯科衛生士や歯科医師は、目を輝かせ、貪欲に学んでくれるのですが、学生はそうはいきません。
毎回めっちゃ緊張しましたし、眠らさないようにあの手この手で盛り上げたのですが、終わってからの疲労感が半端ない。
8回講義した結果、辿り着いた私のスタンスは、「極力眠たくならないように魅力的な講義をする。7割起きてくれたらOK。聞いてくれる人が一人でもいる限りその学生のために全力で講義をする」。
自分でいうのもなんですが、結構魅力的な講義ができたんじゃないでしょうか。
教務の先生曰く、「寺嶋先生の講義の起床率は格段に高い」とのこと。
「起床率」という言葉を初めて学びました・・・そんな言葉あるのか!
私のプライベートの話やオペの動画の時の起床率は90-100%
私も講義していてつまらないパートの起床率は50%
トータルの体感起床率は6-7割ってところですね。
当院の歯科衛生士の菊地にも講義をしてもらい、大変盛り上がりも見せました。90分間の起床率100%の天才講師。ほぼ雑談。さすがです。
特に菊池の講義を聞いて勉強になったのは、「化粧品の話は100%盛り上がる」です。
学生アンケートも頂き、「歯周病学が少し好きになりました」とのコメントが!!
これのためにやりましたので、素直に嬉しい。
当院には歯科衛生士が沢山おります、個性豊かでまとめるのも一苦労。
だけど全員このような学生生活を経て、社会人として当院に就職しに来たんだ思うと、少しだけ彼らのことが分かった気がしました。
少なくとも、院長の私の話を寝ずに聞いてくれるだけでも良しとしよう!!
この廊下を歩きながら教室に向かう時、味わうことがめっきり無くなったドキドキを感じれます。10歳若返った気がしました。
だけどだけど、心臓に悪いので、来年度の講義は辞退し後輩に譲りました。本当に残念です・・・
大阪医専の1年生、さようならまた逢う日まで ♪