2022/02/13第16回北関東摂食嚥下リハビリテーション研究会に参加しました。
- 管理栄養士辻本の歩み
こんにちは。
管理栄養士の辻本です。
少しずつ春が近づいてきていますね。
家の近くでミモザがたくさん咲いています。
第16回北関東摂食嚥下リハビリテーション研究会に参加しました。
1つめの講演は「摂食嚥下障害への対応法ー代償法と訓練法ー」
講師は藤田医科大学医学部
リハビリテーション医学Ⅰ講座教授加賀谷斉先生
顎ひき嚥下の有効性についてたくさんの
エビデンスをご紹介くださいました。
また声帯が閉じない原因の1つに反回神経麻痺があり、
気息性嗄声や嚥下障害に注意しなければならいこと、
ただ声帯閉じない=誤嚥ではない(健常人では、声帯上まで
食塊が入っていかない為)ことなど教えていただきました。
2つめの講演は「嚥下障害 up-to-date」
講師は浜松市リハビリテーション病院 院長藤島一郎先生
コロナと嚥下の関係やサルコペニアと嚥下の関係
経鼻チューブのリスクや咳が出ない人への酒石酸ネブライザー、
他にもバキューム嚥下、頬づえ嚥下、iPM、腰上げ嚥下法など
もりだくさんで、まさにup-to-dateでした。
酒石酸ネブライザーは在宅なら酢酸の方が使いやすいなど、
在宅医療でやりやすい方法もご紹介くださいました。
次回は8月21日『子ども達の食べる力を育てる』という
テーマなので、必ず参加したいと思います。