2022/06/18寺嶋塾開校!
- 院長の活動日記
ついに開校!寺嶋塾!
これまでの17年間の私の臨床家としての知識・技術・経験を伝承していく塾が開校しました。
大阪大学歯学部5回生の頃に初めて歯周病学を学び、その面白さに惹かれ、そのまま歯周病科に入局し、日本歯周病学会専門医を取得し、現在に至ります。
この17年間、あらゆる歯周病と向き合い治療を行ってきた技術的なこと、特に歯周病の外科的治療「歯周外科処置」に特化したセミナーです。
各クリニックには歯科衛生士も同席して頂き、歯科衛生士としてやるべき仕事、オペの時のアシスタントワークなどを習得して頂きました。
実際の臨床では歯科衛生士が縫合を行うことはありませんが、術者の気持ちを理解してもらうために、衛生士にも縫合を練習して貰いました。(これが好評なんです)
3日間コースの初日は、「歯周病学の総論」「歯周外科に用いる器具」「オペのアシスタントワーク」「縫合テクニック」など盛り沢山でした。
ドクター1人で出席する勉強会と異なり、自分のクリニックの歯科衛生士と一緒に練習するため、次の日からすぐに臨床に生かせます。
寺嶋歯科の日本歯周病学会認定衛生士も寺嶋塾のアシスタント講師として活躍してくれました。
お昼休みには院内ツアー。寺嶋歯科は外部コンサルタントが介入した5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)に力を入れており、美しい院内をキープしております。
安心安全な環境を整備するのも、歯周病のチーム医療には必要なことです。
当院の様々なノウハウをお伝えさせて頂きました。
縫合実習を指導しているところ。実際の診療室で実習できることも寺嶋塾の魅力です。
先代の寺嶋正一郎も、得意のITを生かして、講義のWeb配信などにも協力してくれました。
昔からお越し頂いている患者様から「お父様はお元気ですか?」って良く聞かれますが、この通り大変元気でございます。
週3回くらいは来ていて、医院の整備をしてくれております。
父は、臨床は引退しておりますが、歯科に精通した最強用務員さんとして、スタッフから絶大な信頼を得ております。
受講生からの宿題提出。アフターフォローも抜群です。縫合実習の宿題も皆さんしっかりされていて、それも逐一報告してくれていて、効果が表れているようです。結果にコミットするのが寺嶋塾です!
とあるクリニックの宿題の様子。歯科衛生士も皆さん頑張っておられるとのことです。
講演慣れしていて、時間通りに進めていくことは慣れていたのですが、情熱を込めすぎてタイムスケジュール狂いまくり。
しかし、受講生からは「とにかく寺嶋先生の歯周病への情熱が凄かった」「寺嶋塾の余熱で次の日からも衛生士と臨床の話で盛り上がっています」など少し許してもらえたようです。
次回はちゃんとコントロールしたいと思います。
それにしても、頑張っている後進の成長を見れることは塾長として、本当に嬉しい!
第二回もまたご報告いたします。