2022/07/182022年現在で最も短期間で終了するインプラント治療の紹介~抜歯即時埋入~
- 奥歯のインプラント
箕面市の寺嶋歯科医院です。
今回は、日本口腔インプラント学会専門医ならではの治療法をご紹介致します。
治療期間2カ月であり、おそらく現代のインプラント治療における最短の治療期間だと思います。
術前の状態。歯が割れてしまっており、抜歯と診断致しました。
抜歯を行いました。(所要時間5分)
抜歯してそのままインプラントを埋入しました。(所要時間10分)
長期的な成功には、インプラントの位置や深さが極めて重要です。
周囲に骨補填材を填入しました。(所要時間5分)
コラーゲン製剤で骨補填材をカバーしました。(所要時間2分)
銀色のパーツはヒーリングアバットメントと呼ばれる歯肉の治癒を促すものです。
これでこの日のオペは終了です。
トータル45分以内のオペでした。
抜歯と同じ日にインプラントを埋めるため、手術が1回で終わるため、患者様からは大変好評です。
術後1週間後の写真。出血、痛み、腫れなど全くありませんでした。(これは個人差あります)
1.5か月後の状態。この日に型取りを行いました。
型取りから2週間後に最終の上部構造を装着しました。
抜歯からインプラント治療終了までトータル2か月と今のインプラントの世界では最短かと思います。
ブリッジでもこれぐらいの期間がかかるため、「インプラントは治療期間が長い」という話も昔話です。
術前の状態をもう一度お見せします。
2か月で歯が入るので、本当に良い時代だと感じます。
この抜歯即時埋入のデメリットを挙げるとしたら、埋入する技術が必要ということです。
抜歯即時埋入の結果は、は術者の技術にかなり依存します。
やはり抜歯即時埋入は通常のインプラントを数多く経験した経験豊富なドクターがその次のステージでやるべきだと思います。
ぜひ、我々日本口腔インプラント学会専門医にお任せ下さい。
最後にアンケート結果です↓