2023/02/19インプラント研究会での座長してきました
- 院長の活動日記
大阪府箕面市の寺嶋歯科医院の理事長の寺嶋です。
本日は、大阪口腔インプラント研究会で、座長務めて参りました。
この研究会は約40年も継続している、歴史ある研究会で、今回で第149回の例会。
研修医から卒後50年の大ベテランの先生まで参加されるため、結論が出ない活発な議論で白熱します。
我々世代は、「エビデンスでは、統計学的には...」ってすぐに論破しようとしますが、重鎮たちの長年の経験も大切。
それらがぶつかったときの白熱は、まるでプロレスを見ているかのよう。(プロレス知らないのでなんとなく推測)
それがこの研究会の面白さです。
長崎大学教授によるインプラント周囲の骨に関する最新の知見も学ぶことが出来、楽しい半日となりました。
インプラントの黎明期を知る先輩方と、術式も結果も成熟した時代を生きる若手歯科医師の集合体
每日每日インプラント治療に携わっていますが、海外の知らない先生が書いた論文より、日本人相手に自分の技術により積んだ経験の方が、時にかなり信頼性が高いと思います。
医療人として、エビデンスを知っているのは当たり前。
大切なのは、そこにどれだけ経験を加算していけるかがもっと大切である気がします。
知識なき技術は暴力
技術なき知識は無力
インプラント治療を発展させて下さった先輩たちに心より感謝して筆を置きたいと思います。
寺嶋宏曜