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2023/10/15奥歯の接着ブリッジ~ジルコニアブリッジ~

大阪府箕面市の寺嶋歯科医院の理事長の寺嶋宏曜です。

今回も当院が得意としている奥歯の接着性ブリッジについて紹介致します。

まずはビフォアフターをどうぞ。

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流れを説明致します。

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右下5番の欠損に対して、当院のホームページをご覧頂き、接着性ブリッジを希望されて遠方より来院されました。

もちろんこのようなケースのファーストチョイスはインプラントです。

おそらくインプラントであれば、埋入手術は10分もかからず終わる症例です。

しかし、この患者様はどうしてもインプラントに抵抗をお持ちだったため、それぞれの治療法のメリット&デメリットを十分理解された上で、接着ブリッジを選択されました。

診断の結果、右下6番を土台とするジルコニア接着性ブリッジを行うことになりました。

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右下6番を最小限に切削しました。

今回は遠方の方でしたので、ワンデートリートメントを行いました。

遠方の方でなくても、ワンデートリートメントは非常にメリットがあるため、接着ブリッジの方はワンデーをお勧めしています。

午前中に来院して頂き、歯を削り型取りを行い、午後に再来院して頂きブリッジを装着するというものです。

院内技工だからこそ可能なワンデートリートメント!!!

寺嶋歯科から電車で一駅、箕面の滝がありますので、待ち時間に観光はいかがでしょうか?

実際、戻ってこられて「滝行って、癒されました」と仰る、遠方の方多くおられます。

こういう所でも箕面に貢献したい!

ワンデーのメリット

・当日に歯が入るため、削ったところが感染したり、、仮歯が外れたりする可能性が低い

・当日装着するために、かみ合わせの変化や歯の移動などがないため適合が優れている

・箕面を観光する大義名分になる

ワンデーのデメリット

・加算料金22,000円がかかります(遠方の方であれば、交通費と時間考えたら価値は同じくらいかもしれません)

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このようにジルコニアのインレーを隣の歯(今回は6番)に装着するだけ。

非常にシンプルなデザインで、歯を従来型のブリッジよりも削らないことが最大の利点です。

強度もあり、8年ぐらい前から行っている治療法ですが、当院ではまだ一度も壊れたことがありません。(症例をしっかり見極めていることも理由の一つです)

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今回の症例は、

・費用は ブリッジ 104,500×2本 + 22,000円(ワンデー加算)

・来院回数は①初回の診断 ②ブリッジ装着の2回のみでした。

当院で行っている1本支台の2本の接着性ジルコニアブリッジの

<メリット>

・歯を削る量が従来法よりも圧倒的に少ない。

・治療回数は2回のみ(1日目:歯を削って光学スキャン 2日目:装着(もしくは1日で完了させるワンデートリートメントも可能な場合があります)

・費用が2本分で済む。 (ワンデートリートメントを行う方は、追加で22,000円頂いています)

 咬合関係によっては、前後の歯を用いた3本ブリッジになる場合もあります。その時は3本分かかります。

 大臼歯の欠損の場合は、基本は3本ブリッジになります。

 3本の接着ブリッジの症例はこちらをご覧ください。

・もし壊れても、その時に通常の沢山歯を削るブリッジを行うのもよし、インプラントをするのもよし。

<デメリット>

・従来のブリッジよりは壊れやすいかもしれない(8年前から行っている当院の経験上、まだ壊れたことはありませんが・・・)

・支えている1本の歯に負担がかかりすぎることがある(症例選択が重要です)

・ポンティック(ダミー)の部分のみで硬いものを噛むことはなるべく控えた方がよい

・噛み合わせが深い(ディープバイト)の患者様には、使えない場合がある(こればかりは応相談です)

・壊れてしまい、通常のブリッジを行う場合などは、再度費用がかかってしまう(当院の保証期間は5年)

以上、ジルコニア製接着性ブリッジの紹介でした。

皆さん、本当に喜んで下さるので、私も大変遣り甲斐のある治療の一つです。

(文責:寺嶋宏曜)

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