大阪府箕面市の寺嶋歯科医院の理事長です。

今回は前歯の総合治療~矯正&べニア&ブリッジ~についてご紹介致します。

治療の一例を紹介しているだけであり、全ての患者様に同じ結果が出るものではありません。あくまでも参考例です。

まずはビフォアーアフターをご覧ください。

50代女性。下顎前歯に仮歯が装着された状態で、審美治療を希望された転院されてこられました。

下顎の仮歯に穴が開いて、冷たいものがしみることも困っておられました。（クリアランス不足）

上顎前歯部が舌側傾斜していることにより、下顎前歯部のブリッジのクリアランスが無いため、まずは上顎前歯部の唇側傾斜を行いました。

用いた矯正装置はインビザラインです。

この症例におけるインビザライン治療の費用は、

ライトパッケージ

前歯のデコボコのみの治療や矯正後の後戻りなどの症例に用います。（14ステージ以内）治療期間：半年程度　通院頻度：1・2か月に1回

費用

片顎部分矯正	275,000円＋ビベラリテーナー片顎11,000円＝286,000円

約6か月間の矯正治療の後、下顎前歯部のブリッジ治療を行いました。

クリアランスが確保できたことにより、歯冠長を通常に戻せました。

最後に上顎2番の矮小歯に対するラミネートべニア治療です。

神経を温存して、薄いべニアを製作し、装着しました。

下顎のブリッジ、上顎べニア等は、すべて院内技工士が患者様と色味、形態など相談して製作しております。

治療終了時の写真

大きく笑えるようになられました。

担当医として大変嬉しゅうございます。

＜本症例について＞

現在における費用：インビザライン　286,000円　下顎ブリッジ132,000×4本　上顎ラミネートべニア132,000×2本

治療期間：1年弱

リスク：矯正治療の後戻りのリスク　ブリッジやべニアの破損リスク　があります

私は当院ホームページの私の症例集において、チャンピオンケースばかり提示して、患者様に誇大アピールして患者集めをしたいわけではありません。

歯科治療には本当に多様な治療方法が存在します。各治療のリスク、複雑さと難しさを皆様に知って頂き、検討して頂けたら嬉しいです。

文責　寺嶋宏曜