2025/01/05ラミネートべニア10年経過症例~べニアは長持ちします~
- 症例集
大阪府箕面市の寺嶋歯科医院です。
今日は10年経過したラミネートべニアの症例をご紹介致します。
こちらが治療前です。60歳男性。2014年12月に初診で来院されました。
いわゆる空きっ歯の治療です。正中離開症例です。
↑のようにセラミックのべニアを製作しました。
2015年1月にべニアを装着しました。正中離開が改善して非常に喜んで下さりました。
その後お仕事の都合により転居されました。
↑約10年経過時の写真
お仕事を引退され、箕面に戻ってこられた2024年12月に約10年ぶりに来院されました。70歳になられていらっしゃいました。
周囲の歯は10年で黄色く変色したりして、セラミックべニアとの色が合っていませんが、べニアは無事でした。(セラミックが変色しないことを示す写真ですね)
10年間で歯肉も少し退縮しましたし、歯の移動も生じており、少しだけ正中が開いていますが、こればかりは防ぐことが出来ない加齢的な変化です。
皆さんのイメージとして、べニアって薄い板だから長持ちしないのでは?って思われていますが、経験上本当に長持ちします。
<リスク>割れる可能性がある
<回数>2回
<費用>132,000/本