2025/08/2374歳の前歯の抜歯即時埋入~簡単な症例~
- 症例集
【ご挨拶】
大阪府箕面市の 寺嶋歯科 院長 寺嶋宏曜 です。
これまでに私個人として15年間で3000本以上のインプラント治療を行ってきましたが、ここで紹介するのはその中の一例にすぎません。
インプラント治療の結果には個人差があり、すべての方が同様の経過をたどるわけではないことをご理解ください。
まずはビフォーアフターをご覧下さい。
◆ 患者情報
◆ 治療内容
▶ 抜歯
→ 感染源を除去し、デンサーバーによる圧縮拡大で埋入窩を形成![]()
▶ インプラント埋入(即時埋入)
→ サージカルガイドを用いず、フリーハンドで三次元的にポジショニング 完璧な位置に埋入できました。![]()
▶ 骨補填材填入+CTG(結合組織移植)
→ 軟組織の厚みを確保し、審美的なプロファイルを維持![]()
▶ 暫間補綴
→ #12を支台とした延長ブリッジ型の仮歯を装着
◆ 治療経過
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Day0:抜歯即時埋入+骨補填材+CTG
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Day7:軟組織の治癒良好 術後も全く痛み無かったそうですが、歯肉を採取した口蓋が少し痛かったそうです。
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Day80:インプラント周囲の軟組織の安定を確認
◆ 本症例のポイント
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根尖病巣・歯根吸収による保存不可能歯を即時インプラントで対応
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ガイドレス埋入でも、フリーハンドで適切な位置決めが可能
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デンサーバーを用いて初期固定を得つつ、絶妙な位置に埋入できました。自分でいうのも何ですが、匠の技です。
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骨補填材とCTGにより、長期的な審美性の安定を目指した症例
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前歯部は「抜歯即時」でなければ良好な審美的結果を得にくい領域
◆ 治療期間・費用・リスク
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治療期間:およそ3か月
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費用:55万円程度(インプラント+上部構造込み)
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リスク・注意点
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骨と結合しない場合、再手術が必要になることがあります
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手術後に腫れ・痛み・内出血が数日間続くことがあります
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強く噛む・硬い物や粘着性の食品で一時的に仮歯が外れる可能性があります
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喫煙や糖尿病などの全身疾患によって治癒が遅れる場合があります
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長期的な安定のためには、定期的なメンテナンスが欠かせません
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◆ 術者コメント
今回もフリーハンドで適切な埋入ポジションを得ることができ、審美性と機能性の両立を実現できました。
特に前歯部は抜歯即時でないと理想的な結果につながりにくいため、抜歯前に相談いただくことが大切です。もちろん、抜いた後でも対応は十分に可能です。まずはご相談下さい。