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箕面市の寺嶋歯科医院 Tel.072-721-2562

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2026/04/14前歯の残根に対し、SST+CTGを併用した抜歯即時埋入・即時修復により審美的回復を行った症例

前歯のインプラント治療は、単に「歯を入れる治療」ではありません。
どれだけ自然に見えるか、歯肉の形態がどこまで再現されるかが、結果を大きく左右します。

当院では、骨・歯肉・補綴の三位一体で考え、長期的に安定する審美治療を目指しています。


患者様情報

  • 47歳 女性
  • 主訴:左上1の動揺
  • 診断:残根状態(保存困難)スライド1.PNG

治療方針

エクストルージョンによる保存の可能性も検討しましたが、右上1がセラミックで再治療を避けたい
治療期間を短縮したい という点からインプラント治療を選択しました。


治療内容

① 抜歯即時埋入(Immediate Implant Placement)

抜歯と同時にインプラントを埋入することで、骨吸収を最小限に抑え、治療期間の短縮を図ります。

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② SST(Socket Shield Technique)

唇側歯根の一部を意図的に残すことで、唇側骨の吸収を抑制し、歯肉形態の維持を狙います。スライド3.PNG

③ CTG(結合組織移植)

歯肉の厚みを増加させ、長期的な審美安定性を確保します。スライド4.PNG

④ 即時修復(Immediate Provisionalization)

当日に仮歯を装着することで、歯肉の形態をコントロールしながら審美性を維持します。スライド6.PNG


治療結果

術後早期から歯肉形態は安定し、約3か月で最終補綴へ移行しました。スライド7.PNGスライド8.PNGスライド9.PNG

CTにおいても、

・唇側骨の維持
・インプラント周囲骨の安定
が確認され、良好なSSTの成立が確認できました。スライド10.PNG


治療期間・回数・費用

  • 治療期間:約3か月
  • 治療回数:約5回
  • 費用:約50〜60万円(症例により変動)

リスク・副作用

  • 感染
  • 初期固定不足
  • 歯肉退縮
  • シールド露出
  • インプラント周囲炎

歯科医師向けポイント

  • SSTによる唇側骨リモデリング抑制
  • CTG併用による軟組織ボリューム増加
  • 即時修復による歯肉形態誘導
  • 審美領域における三次元的ポジショニングの最適化

患者アンケートIMG_20260404085326.png

【患者様からのコメント】
お世話になりありがとうございました。
歯の心配なく笑ったりご飯食べたりできるので嬉しいです。
きれいにしていただいてありがとうございました。


まとめ

前歯部インプラントにおいて重要なのは、骨だけでなく軟組織のコントロールです。

SSTやCTGは高度なテクニックですが、患者さんにとっては「大変な治療」ではなく、
「気づいたらきれいに治っていた」と感じてもらうことが理想です。

難しいテクニックをさらっと行う。
それがプロフェッショナルだと考えています。

寺嶋宏曜

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