2018/09/28第44回日本重症心身障害学会学術集会@東京にて、口演発表してきました。
- 副院長の足跡
センター長の松野です。
今日は、東京で開催された第44回日本重症心身障害学会学術集会に
管理栄養士・辻本とともに参加してまいりました。
日本重症心身障害学会のコンセプトフレーズは、
「全ての重症心身障害児者が世の光となって、いつまでも輝き続けて
いけるよう、応援します。」
そして、今回の学術集会のテーマは
「高度医療と療育 ―いのちとくらしの現在から未来へ―」です。
開会式では、大会長の岩崎先生から、「高度医療と療育」をテーマとして
貴重なご講演がありました。
重症心身障害児者、医療的ケア児者をサポートする体制は、
今後さらに求められてくることが明らかです。
そして、そのニーズに対して、地域医療・福祉・療育が果たす役割も
ますます重要となってくると思います。
**************
そういった背景を考慮して、昨年8月に設立した勉強会があります。
CLASS(医療的ケア児を地域で支える多職種勉強会)といいます。
今回、私はこのCLASSの活動報告として、
『CLASS(医療的ケア児を地域で支える多職種勉強会)について 第1報』
というテーマで口演発表をしてまいりました。
壇上から眺めた概算ではありますが、100名を超える聴衆の方々が
会場におられ、立ち見の方もいらっしゃいました。
発表させていただく立場として、とてもうれしく感じると同時に、「職種間連携」というキーワードへの
会場の皆様の関心の高さを肌で感じることのできた貴重な機会でした。
発表が終わってからも、東京や静岡、福岡などなど、様々な方が声をかけてくださり、
同じような思いを持って、それぞれの地域で活動している者どうし、色んな情報交換ができました。
**************
また、学術集会では、日頃、様々な地域でご活躍されている方々と、
会場でお会いでき、意見交換できることも、醍醐味のひとつです。
今回も、前職場である四天王寺和らぎ苑の小児科医師、看護師、
作業療法士と久々に再会できたり、
いつもお世話になっている全国各地の医師、歯科医師、看護師、
セラピスト、管理栄養士、重症児デイサービス管理者、
小児難治てんかん「ウエスト症候群」患者家族会会長など、
色んな方々と会場でバッタリと遭遇して、意見交換ができたり、
いつもお世話になっている出版社のブースにお伺いして、編集長と話したり、
私が連載している書籍を手に取っておられる方々の反応が見れたり...。
「非日常」を楽しめました。
**************
明日は、神戸にて学会発表です。
連日の発表ですが、気合い入れていきたいと思います。