2018/11/17【茨城県にて講演してきました】シンポジウム ~重症児(者)だって楽しく暮らしたい~
- 副院長の足跡
センター長の松野です。
今日は、多機能型重症児デイサービスkokoro主催のシンポジウムにて講演させていただきました。
シンポジウムのテーマは『重症児(者)だって楽しく暮らしたい』という素敵なタイトル。
重症児(者)を取り巻く医療・福祉・教育・行政環境は、地域による相違があります。そこにかかわる「人」にも地域間の相違、地域内の相違があります。
今回改めて感じたのは、こういった「相違」がネガティブな方向で地域に浸透し、重症児(者)の楽しい暮らしが脅かされることがあってはならないということです。
ネガティブな「相違」をポジティブな「多様性」へとパラダイムシフトし、地域を活性化させるために何ができるか、色々なヒントをいただいたシンポジウムでした。
同時に、第一線の様々なプロフェッショナルが抱いている悩みは、各地域によって共通することも多いということを再認識しました。そういった意味でも、全国の「同志」と情報交換できたことは、私にとって本当に充実した学びの機会となりました。
今回のシンポジウムでインプットできたことをいかに自身の地域に還元していくのか。私ひとりでは何もできないので、CLASS(医療的ケア児を地域で支える多職種勉強会)メンバーの皆様や当院スタッフと一緒にできることを考え、コツコツ実践していきたいと思います。
全ては、子ども達やご家族の未来が輝くために!