2020/01/18『大阪府障がい児等療育支援事業(主に重症心身障がい児) 事例検討』に参加しました。
- 管理栄養士辻本の歩み
こんにちは。
管理栄養士の辻本です。
『大阪府障がい児等療育支援事業(主に
重症心身障がい児) 事例検討』に参加しました。
『大阪府障がい児等療育支援事業
(主に重症心身障がい児) 事例検討』とは、
重症心身障がい児の支援を行うにあたって、
福祉と医療の面、それぞれ対する機関支援のことです。
呼吸管理、嚥下、栄養、入浴に関するお話。
1つめの事例は四天王寺和らぎ苑の酒本直美様から
「重症心身障害児の活動支援~安定した呼吸維持の
取り組み~」について。
重症児さんたちの呼吸状態は嚥下障害や消化管障害は
もちろん、日々の活動参加にも大きく関わってきます。
施設内での姿勢、排痰のケアから保育時間を延長できた
事例についてご紹介いただきました。
2つめの事例はココステージ マーヴェラス本部の
藤田ゆうき様から「摂食嚥下障害と食事支援~ペロペロ
キャンディでニコニコ笑顔~」について。
口からの食事がSTOPとなった子の食の可能性を模索し、
ご家族、ご本人の様子を見ながらデイでペロペロキャン
ディを味わっておられました。
3つめの事例は当院から「摂食嚥下と栄養について」
お鼻から食事を摂っていた子が、口から食事を摂って
いく際の管理栄養士としての関わりについてご紹介
させていただきました。
最後は児童デイサービスprimoの国方佑三子様から
「児童デイサービスprimoでの入浴ケア」について。
『お風呂は日本人の心です!!!』ということで、
デイでの機械浴についてご紹介していただきました。
安全性、排痰、筋緊張の軽減、低体温の改善、スタッフ
の負担軽減などの機械浴メリットともに姿勢の工夫、
ヒートショック予防、感染対策など安全を保つ
工夫をご紹介いただきました。
バスボム作成もされており、とても楽しそうでした!
午後は参加者を加えて、各施設での困りごとについて
会場全体で考えました。
司会進行をしてくださった四天王寺和らぎ苑の
塩川さま、榎勢さま、本当にありがとう
ございました。
大阪という地域にたくさんの仲間がいることを
再確認し、心強くなった一日でした。
子どもの笑顔を引き出し、ご家族の思いに寄り添う
支援を続けていきたいと思います。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。