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2021/12/29ラミネートべニア症例~ブラックトライアングルへの対応~

ラミネートベニアとは?
薄いセラミックを歯の表面に貼り付ける方法です。
20年以上前から存在する、もはや最新治療とは呼べない治療です。

しかし、現代でも頻繁に行う、非常に有効な治療です。

では、下の症例を見ていきましょう。
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71歳女性で、歯隙間が年齢とともに広くなってきたとのことで来院されました。

歯と歯の隙間のことを「ブラックトライアングル」と呼びます。

ブラックトライアングルを治すときのベストな治療はラミネートベニア。

寺嶋歯科は歯周病専門医でなので、歯肉移植(結合組織移植術)を得意としていますが、このようなケースはほぼ不可能と言えます。出来るかもしれませんが、オペを何回もしないといけません。年齢的にも何回もオペをするのは難しい。

やはりベニアが一番。
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歯の表面と先端を少し削りました。上の前歯の場合は、先端を削らないこともあります。削るか削らないかは、噛み合わせによります。

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4本のセラミックのラミネートベニアを製作

裏側から見ると、こんな感じです。

通常のラミネートべニアはここまで削ることは無いのですが、今回はブラックトライアングルを消す必要があるためここまで削っています。

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治療後の写真。低侵襲なオペです。

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治療後4年経過時の写真。治療直後よりも歯肉の状態は良好です。

寺嶋歯科では、このようなラミネートベニアを15年前から数多く手掛けておりますが、今まで一回も破損や脱落はありません。綺麗な状態がずっと続いて、患者様の満足度がとても高い治療法です!

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