大阪府箕面市の寺嶋歯科医院の理事長の寺嶋宏曜です。

今日もまたまた前歯のインプラントの症例をご紹介致します。

まずはビフォーアフターをご覧ください。

右側の犬歯のインプラント治療です。

治療前の初診の状況。

短い乳歯が残っているが、ぐらついて噛めないのでインプラントで美しく治してほしいというのが主訴でした。

拡大して見てみましょう。

かなり短いですね。美しくするには歯茎のラインを揃える必要があります。

インプラントオペ直後の状態です。

私が得意としている抜歯即時埋入です。

抜歯を行ったその日にインプラントを埋め込みます。

Q：「前の先生が、抜いてから3か月は待ってからインプラントを入れるって言ってましたがその日のうちに埋めて大丈夫でしょうか？

A：エビデンス的にでも、私の臨床経験からでも問題ありません。むしろ抜いて数カ月待ってからインプラントを考える方が多くの問題が生じます。

　現代医学において、特に前歯部は、「歯がある場合は、抜歯即時埋入」が基本です。

　前歯で、先に抜歯してから来院されるとマイナススタートになります。どうか歯を抜く前にご相談にお越しください。

オペ後2.5か月後にジルコニアアバットメントとジルコニアクラウンの装着

専門医として、手術は1回、期間も短い、オペは全く痛くないなど、色々工夫しております。

レントゲンでも周囲の骨が非常に安定していることが見て取れます。

今回のオペの特徴は何と言っても、歯肉のラインが美しくなったことにあります。

実は骨を削る量、歯肉を減らす量、インプラントの埋め込む深さと位置など、複雑なことが求められます。

所要時間は30分ぐらいですが、実は、繊細なテクニックを用いてオペを行っているのです。

その結果、美しい前歯のインプラントの結果が出ております。

金属もなくなり、非常に満足して頂きました。

患者さんのアンケートも上々。

担当医としてこの上ない喜びです。