大阪府箕面市の寺嶋歯科医院の理事長の寺嶋宏曜です。

今回は、奥歯の大臼歯の抜歯即時埋入のケースをご紹介致します。

まずはビフォーアフターをご覧ください。

この症例は年間350本（累計3000本）の当院の実績の中の一つの臨床例です。

当然のことですが、結果は患者様によって異なります。

この症例は、アンケート結果で大変嬉しいコメントを頂いたのでそれを紹介したいだけの症例です(・・;)

治療期間は2.5月という短期間で、綺麗に治りました。

では概要を記していきます。

48歳女性。左下6番の違和感を主訴に来院されました。

診断の結果、歯肉の奥深くにまで進行した虫歯でした。クラウンレングスニングなど行って保存も可能ではありますが、長期的な予後や治療の簡便さから、相談の結果インプラント治療を行うことにしました。

昔ながらの治療法であれば、抜歯して数か月待ってからインプラントを埋入し、さらに数か月。合計6か月コースでした。（現代ではありえません）

そこで今回も抜歯即時埋入を行いました。埋入して抜歯した穴とインプラントの間のスペースには骨補填材を入れて、コラーゲンのスポンジで蓋をして終了。

2.5か月後に最終の上部構造を装着して終了。当院の技工士が製作したジルコニアクラウンをスクリューで締結しました。

インプラントにかかった回数は4回だけ。

嬉しいアンケート結果。過分な評価で恐縮です。

この症例の費用：約43万円　治療期間：2.5か月

治療回数＝たった4回のみ（①抜歯＆埋入　②1週間後のチェック　③2か月後にインプラント型取り　④2週間後にインプラント装着）

＜リスク＞

抜歯後に痛みがでる場合があります。

文責　寺嶋宏曜