大阪府箕面市の寺嶋歯科医院の理事長の寺嶋宏曜です。

今回は、奥歯の大臼歯の抜歯即時埋入のケースをご紹介致します。

まずはビフォーアフターをご覧ください。

この症例は年間350本（累計3000本）の当院の実績の中の一つの臨床例です。

当然のことですが、結果は患者様によって異なります。

この症例は、アンケート結果で大変嬉しいコメントを頂いたのでそれを紹介したいだけの症例です(・・;)

90分かけて来院される遠方の方でしたが、励みになる感想を頂きました。

治療期間は2.5月という短期間で、綺麗に治りました。

では概要を記していきます。

52歳女性。右下の残根状態の歯のインプラント治療を希望して来院されました。

昔ながらの治療法であれば、抜歯して数か月待ってからインプラントを埋入し、さらに数か月。合計6か月コースでした。

私の場合は、もちろん抜歯即時埋入。

特にこの方は、遠方の方なので来院回数を減らすことを意識しました。

そこで今回も抜歯即時埋入を行いました。埋入して抜歯した穴とインプラントの間のスペースには骨補填材を入れて、コラーゲンのスポンジで蓋をして終了。

所要時間は20分程度。とてもシンプルで簡単なオペです。

縫合もしていません。遠方の方でしたので、1週間後のチェックも行わずに、このまま2か月後に来院してもらうことにしました。

2.5か月後に最終の上部構造を装着して終了。当院の技工士が製作したジルコニアクラウンをスクリューで締結しました。

インプラントにかかった回数は3回だけ。

嬉しいアンケート結果。過分な評価で恐縮です。

この症例の費用：約46万円　治療期間：2.5か月

治療回数＝たった3回のみ（①抜歯＆埋入　②2か月後にインプラント型取り　③2週間後にインプラント装着）

＜リスク＞

抜歯後に痛みがでる場合があります。

文責　寺嶋宏曜