2026/02/22義歯からの卒業 ― 上顎オールオン4+下顎インプラント治療
- 症例集
こんにちは。
大阪府箕面市の寺嶋歯科医院 院長の寺嶋宏曜です。
本日は、長年使用されていた上下義歯から卒業し、上顎オールオン4と下顎インプラントによって固定式の歯を獲得された60代男性の症例をご紹介します。
「入れ歯を外したい」「しっかり噛める歯がほしい」 そうしたご希望に対し、デジタル診断と即時荷重を組み合わせた包括的治療で対応したケースです。
義歯治療でお悩みの方にとって、ひとつの選択肢として参考になれば幸いです。
【症例紹介】
60代男性 「上下の入れ歯をやめたい」それが今回の患者様の主訴でした。
長年義歯を使用されていましたが、外れる不安、しっかり噛めない、違和感といった機能的・心理的ストレスを抱えておられました。
初診時の状態
治療戦略
① 下顎インプラント治療(先行)
上顎オールオン4の前に、下顎にインプラントを埋入。これにより奥歯の咬合を安定させ、上顎オールオン4手術時の負担を軽減。
② 上顎オールオン4(抜歯即時埋入)
手術時間
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インプラント埋入:約75分
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仮歯製作・装着:約60分
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静脈内鎮静なし(これぐらい簡単な手術であれば鎮静は不要と考えております)
オペ当日から義歯不要の生活へ。
患者様は「もっと早くやればよかった」と非常に喜ばれていました。
③ 3か月後 ファイナル装着
骨結合確認後、最終上部構造を装着。
審美性・機能性ともに安定した咬合を獲得しました。![]()
治療期間
総治療期間:上下で約7か月
※土曜日のみ来院可能なため、通常よりやや長期となりました。
治療費
上顎オールオン4 + 下顎インプラント4本
総額:約550万円
この症例のポイント
✔ デジタルシミュレーションによる安全性向上
✔ サージカルガイド使用
✔ 抜歯即時埋入オールオン4
✔ 即日固定式仮歯
✔ 義歯からの完全卒業
リスク・注意点
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インプラント周囲炎
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骨結合不全
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術後腫脹・疼痛
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一時的な出血
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仮歯破折
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長期的には清掃不良によるトラブル
定期的なメインテナンスは必須です。
まとめ
オールオン4は「歯を入れる治療」ではありません。
咬合・審美・機能を包括的に再設計する治療です。
義歯に悩まれている方にとって、適切な診断と計画のもとで行えば、人生を変える治療になり得ます。
当院では、CT診断・デジタルプランニング・即日固定仮歯まで一貫して対応しております。
義歯でお悩みの方は、一度ご相談ください。