2026/02/16前歯ブリッジの痛みを改善し、インプラントで審美回復 ~骨が狭い症例に対する同時骨造成(GBR)+歯肉移植(CTG)併用インプラント治療
- 症例集
【前歯ブリッジの痛みでお悩みの方へ】
■ 症例概要
37歳 女性
■ 主訴
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前歯のブリッジをやめてインプラントにしたい
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ブリッジの支台歯である左上1番が痛い
小児期の事故後、長年ブリッジで修復されていました。 しかし近年、左上1番(ブリッジ支台歯)に疼痛が出現。
■ 術前診断
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上顎前歯部ブリッジ装着
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左上1番:根管治療既往あり/疼痛あり
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唇側骨幅が非常に狭い
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軟組織ボリューム不足
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右上2番:歯冠長不足
ブリッジ支台歯に負担が集中し、 結果として歯の予後に不安が生じていました。
「ブリッジのやり替え」ではなく、単独歯回復が合理的と判断。
■ 治療計画
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左上1番の根管治療
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オペ:インプラント埋入同時骨造成(GBR)+ 結合組織移植(CTG)+ 右上2番クラウンレングスニング
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最終補綴
前歯インプラントは、 骨・歯肉・歯の長さなどを総合的に設計する必要があります。
■ 外科処置のポイント
● 骨が狭い前歯部へのインプラント埋入
CTによる三次元診断のもと、安全域を確保して埋入。
● 同時GBR(骨造成)
唇側骨の厚みを確保し、将来的な歯肉退縮を予防。
● CTG(歯肉移植)
軟組織ボリュームを増加させ、審美的安定性を向上。
● クラウンレングスニング
歯肉ラインを整え、左右対称のスマイルラインを獲得。
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3か月後に最終上部構造を装着
■ 治療期間
■ 総治療費
841,500円(税込)
※症例により変動します。
■ 術後経過
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左上1番の疼痛消失
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骨の安定良好
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歯肉ボリューム十分
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自然な前歯審美回復
難易度の高い条件下でも、 過度に侵襲を拡大せず、必要な処置を正確に積み重ねることが重要です。
複雑な症例を、大げさにすることなく、確実に仕上げる。 それが専門性だと考えています。
■ リスク・副作用
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腫脹
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疼痛
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出血
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感染
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骨造成部吸収
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歯肉退縮
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インプラント不適合
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根管治療の再感染
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審美的不満足
■ 患者様アンケート
子どもの頃の事故で長年歯のトラブルが多く悩んでいました。 インプラント治療で何件かカウンセリングも受けましたが、こちらで院長に安心やポジティブなお言葉を頂き、今までの治療例も拝見させて頂いて、遠方からの通院でしたがこちらで治療して頂いてよかったです。ありがとうございました。
■ 前歯ブリッジが痛い場合の注意点
前歯ブリッジの支台歯に痛みが出る場合:
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根尖病変
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支台歯への過重負担
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マージン不適合
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二次カリエス
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歯根破折
などが原因となることがあります。
ブリッジのやり替えだけでは根本解決にならないケースもあります。
■ まとめ
前歯部インプラント治療は、
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支台歯の保存
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骨造成(GBR)
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歯肉移植(CTG)
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歯肉ライン設計
これらを統合した高度治療です。
前歯ブリッジの痛みややり替えでお悩みの方は、まずはご相談ください。
寺嶋宏曜